子どもの生きる力=非認知能力を育てよう!
これこそ 今 私が子育て中の親に求めることです。
賢く育てる! 勉強ができる子にする!
そういうものを一番に考え、子どもに求める時代ではなくなったと 私は思っています。
表現力・選択判断力・コミュニケーション力・社会適応力など、
この変化の激しい多種多様な社会の中で生きていくために
このような数値化できない能力が必要で
それをどう育てていくかがとても重要なのです。
自分で人生を切り開いていける心の強い子どもに育てるためには
特別なことをする必要はありません。
まずは 親が 毎日の環境と習慣をしっかり考えて
親自身が行動する事がとても大切です。
子どもは 親に与えられた環境で 育ちます。
親が与えた習慣で 育ちます。
親が子どもの一番近い手本になるのです。
毎日の環境と習慣を考えていない親の元で育てられれば
何も考えないで 日々を暮らす子どもに育ちます。
一般的には
勉強していない親の元では 子どもは勉強しません。
夜更かしする親の元では 夜更かしする子どもが育ちます。
運動しない親の元では 運動をしない子が育ちます。
本をよく読む親の元では 読書する子が育ちます。
テレビを見ている親の元では テレビ好きの子が育ちます。
部屋が汚い親の元では 掃除しない子が育ちます。
食べ物の好き嫌いがある親には 好き嫌いがある子供が育ちます。
子どもの年齢がいくと 自分の家が他と違うことに気づきます。
しかし、意思が強い子でなければ 長年の習慣を変えることはとても難しいです。
育った習慣が その子どもにとって良い悪いではなく
身についてしまったものだからです。
どういう子になって欲しいかと親が考えることから
環境を考えるということをしていたか、ということなのです。
環境を考えろと一言で言われても
親自身が どういうことを大切にして 子どもを育てようと思っているかさえ
考えられない親が多いのです。そこさえも迷うし わからないのです。
でも それは無理のないことです。普通なのです。
親は 子どもが生まれて初めて親になるのですから。
そして どういう環境を作ろうかと手探りで考えるのだと思います。
でも一番大切なことは
親が 仕事も 自分の時間も 楽しんでいる姿を見せることなのです。
『親の生き方が子どもの環境』であるのです!
親が自分の物差しをもって 親自身が楽しんでいる姿が一番大切なのです。
人と関わりコミュニケーションを楽しんでいる親が
子どもにもそうなって欲しいと望むならば
子どもに その姿を見せることが必要です。
仕事を楽しんでいる親の姿を子どもに見せれば
仕事とは楽しいものだと子どもも思うのです。
子どもになって欲しいと思う姿を 自分が示すこと、
つまり 親が目指すことなのです。
親が 自分軸をもって楽しく生きることが とても大切なのです。