家族それぞれが 部屋に閉じこもらず 自由に使い道を考えられる空間の 20畳ほどのワンルームで育ったという佐藤可士和氏。
まさに 小さい頃の住まいが 今の彼の仕事の原点になっているそうです。
建築家であった父親が 暮らし方を考えて
家族4人がお互いの場面を共有できるワンルームの家にしたそうです。
そこで空間の面白さを知った可士和少年。
小さい頃の身体中で感じたものは 一生忘れないもの!
親が与えられる環境は 子どもの意志がかたくなになる前の
限られた期間だけなのです。
交友関係が広がると 自分の育った環境を基にして
自分で環境を選んでいきます。
親が楽しんでいる住まいは 子どもも楽しいのです。
親の思いを無邪気に感じてくれるのが子どもです。