住まいづくりから働くママを応援しています。
仕事・子育て・家事、そして 自分時間、
どれも大切にして、おうち時間を過ごして欲しいです。
働く親と子どもの住まいを考える、5つの必要条件の4つ目、
④大人も子どもも 家族みんなが それぞれ主体的に行動できるための収納や動線を工夫する。
主体的な人とは、目的を果たすために何をすべきか考えながら、自分の意志で具体的な行動決定ができる人のことです。
変化の激しいこれからの時代を強く生きるためには、自ら考えて行動することがとても重要です。
自分の考えを主張することなく、大人の指示通りに動ける子どもが「素直でいい子」だと思われがちですが、こうした子どもが大人になって社会に出たときは、周りに流されやすく、指示待ち人間になったりする可能性が高いのです。
自ら考えて行動することができる、主体性のある子どもこそが これからの社会では求められます。
主体性のない子どもは、自分で何かを決めることが不得意で 自分の言動や行動に自信が持てません。そのため、何をするにも不安になり、自分のやっていることを「楽しむことができなくなる」傾向が強いようです。
親の目、先生の目、上司の目、などを気にしながら生きるのではなく 与えられた状況で自分は何をするべきかを考えて決める、やる気を持って取り組む状態が「主体的」なのです。子どもも大人も主体的に取り組んでいる時には、必ず「楽しさ」があります。
しかし 子どもが はじめから何もかも主体的に動けるようになることは難しいです。
主体的に動きやすいように 日ごろから 自宅の中にも工夫が必要です。
主体的に動きやすいきっかけを作っておきましょう!
例えば、食器棚の食器の位置。
子どもが使うものなどは お手伝いしやすい高さや 分かりやすい定位置をしまっておく。
必要なものがどこにあるか 誰でもわかるようにして 出しやすく片付けやすくする収納にすると 主体的に動いてお手伝いしたくなります。
親しかできない、妻しか知らないことをなくし、一緒にできる、誰もが分かる、を心掛けた収納こそ 家族を主体的な人たちにさせていきます。
片付けしようと思ったときに 他の家族とぶつかったり邪魔になってしまうなど 日々の生活で主体的に動きにくい動線もあります。
なんでも気づいたときに その都度改善して 家族みんなが主体的に協力し合える住まいを目指しましょう!