女性だけの建築設計事務所「アキ設計」への変わらぬ想い!

女性だけの建築設計事務所「アキ設計」をなぜ作ったのか?
そして 
ずっと変わらない私の想いとは?


2022年で弊社は創業35年になりました。
私自身が33歳の時、パソコンもなく携帯電話もない時代に
まだ1級建築士としての実力もそれほどなく顧客もいない中、
たった一人で 建築設計事務所を横浜駅前に開設しました。

そのころ、私の置かれていた状況は
サラリーマンの夫と幼い子ども2人、家族4人の核家族世帯。
まだまだ男性ばかりの建築業界で、皆と同じように常勤で働くことは
幼児二人の子育て中の私にとっては 容易ではありませんでした。

でも 小さい頃からの夢であった建築士としての仕事を続けたいという思いは
ずっと強く持っていました。

『家族を大切にしながら、自分の仕事としての夢を叶える。
子育ても楽しむ! 妻であり母であると同時に 
一人の女性としての幸せも大切にして暮らす。
一人の社会人として社会にも貢献できることに関わる』
私は そうありたいと思っていました。

子どもを育てながらも、自分がやりたい仕事をするためには
どうしたらよいかと考えた時
建築業界で子育てをしながら
建築士としてプロフェッショナルな仕事で働いている女性は
私の周りには誰もいませんでした。
そこで 自分のために 新しい形の建築設計事務所を作りました。

そして 私は子育ても 家事も 趣味も楽しみながら 
好きな仕事を自分のペースで続けることができるようになりました。
 
しかし 私が独立して20年近く経っても 建築業界の働き方は全く変わらず、
女性建築士にとって 家庭との両立は大変なままでした。
そこで私は 自分のこれまでの建築事務所を法人化し
女性建築士が働きやすい建築事務所に作り直しました。

週休3日で 平日にお休みをとる事によって
銀行や郵便局・病院など 主婦の用事をスムーズに済ませ 
子育て中でも 自分自身の勉強できる時間を確保できるようにしました。
子育ても仕事も 社内でシェアすることによって
会社として対外的に迷惑が掛からないように協力できる環境を作りました。

家庭を持ち ずっと働き続け、子育てや介護をし、人と関わりながら楽しむ、
という私の日常の暮らし方が 自分自身の住まいにも 表れました。 
住まいは その人、その家族の「生き方」そのものが表れます。

ママになっても 
個人のスキルを活かしながら、社会に還元し働き続けることはとても大切です。

目指す子育てをしながら その意欲や能力を社会に貢献できる女性になって欲しいです。

そして 人間らしく人と関わり合いながら
仕事も暮らしも助け合って 笑顔の素敵な働くママに なって欲しいと願っています。
そんな働くママたちを住まいからずっと応援しています。

アキ設計にいるスタッフたちは
家庭を持ち 子育てをしている働くママたちです。
建築士であり、インテリアデザイナーである育児中のママたちが
社会のために働くママのための住まいを提案しています。

核家族化が進み 寿命が延び シニアのご夫婦だけの家庭や
共働き世帯が増えています。
しかし 女性が幸せな家庭は その夫や家族も幸せになると思います。
だから 「住まいを楽しむ、女性を楽しむ」を大切にして
自宅を活用した新しいライフスタイルから、
多様な生き方をこれからも応援していきます!

大学から賞を頂きました

2022年12月、今年も残りわずかになった時に
私は 母校の武蔵野美術大学建築学科から
第7回長尾重武賞を頂きました。

作品のほとんどが若い現役の建築家たちの中、
シニア世代の私が
研究者であり武蔵野美術大学の学長であった長尾重武名誉教授に選出され
受賞になったことは とても光栄な事です。

受賞作のテーマは
『暮らしとこころに風を入れる「家開き」術』

拙著の書籍タイトルですが
私自身の今までの『家開きの事例』が評価されたようです。

建築を通して 社会性ある活動と研究がテーマだったので 
私の活動が認められて とても嬉しいです。

しかし この賞の趣旨は 
建築家のこれからの可能性を高めるためのものだそうです。

そんな中、私のようなシニアが受賞することの意味を考えています。
長年の経験を活かして 
まだまだ頑張って社会の役に立つ事をしろ、という事なのかと思っています。

今回の受賞にあたり
長尾先生はじめ多くの大学関係者が御尽力くださった事に
深く感謝しています。

2023年1月の開催される表彰式に 出席させて頂ける事は
私のシニア時代の新たな1ページの始まりになると思っています。

長尾重武名誉教授 Wikipedia