yuko-ikenoue について

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大学から賞を頂きました

2022年12月、今年も残りわずかになった時に
私は 母校の武蔵野美術大学建築学科から
第7回長尾重武賞を頂きました。

作品のほとんどが若い現役の建築家たちの中、
シニア世代の私が
研究者であり武蔵野美術大学の学長であった長尾重武名誉教授に選出され
受賞になったことは とても光栄な事です。

受賞作のテーマは
『暮らしとこころに風を入れる「家開き」術』

拙著の書籍タイトルですが
私自身の今までの『家開きの事例』が評価されたようです。

建築を通して 社会性ある活動と研究がテーマだったので 
私の活動が認められて とても嬉しいです。

しかし この賞の趣旨は 
建築家のこれからの可能性を高めるためのものだそうです。

そんな中、私のようなシニアが受賞することの意味を考えています。
長年の経験を活かして 
まだまだ頑張って社会の役に立つ事をしろ、という事なのかと思っています。

今回の受賞にあたり
長尾先生はじめ多くの大学関係者が御尽力くださった事に
深く感謝しています。

2023年1月の開催される表彰式に 出席させて頂ける事は
私のシニア時代の新たな1ページの始まりになると思っています。

長尾重武名誉教授 Wikipedia

キッチン工事費は 教育費と考えよう!

私は 子育て世代の働くママをずっと応援してきました。
でも 今では 働くママに限らず 子育てしながら働いているパパも増えました。
だから 子育てに関わりながら働いている人、みんなを応援しています。
子育て中の暮らし方を日々考えています。
私自身はシニア世代ですが 孫と同居して暮らしているから
私も働きながら子育てに関わっている一人なのです。
長年「住まい」に関わる仕事をしてきて 子育てと仕事の両立の仕方から 
私なりに感じていることがあります。
変化の激しい今の時代 どのように子育てをしたら良いか 
迷っている人に 少しでもヒントになれば、と思っています。 

フルで働きながら子育てしている人にとって 
帰宅後、夕飯を作ってから子どもに食べさせると
夕食時間は遅くなるし、
子どもの寝る時間や自分のやるべき事も遅くなる。
夕飯作りをなんとか工夫したいと思う人は多いはず。

先日、小学校低学年のお子さんをお持ちのリフォーム希望のお客様との打ち合わせでも
話題になりました。
母親がフルタイムで仕事をしていると 親の帰宅時間が遅くなって 子どもの夕飯も遅くなる。
その結果 子どもの寝る時間もおそくなりがち。
親の働き方で 子どもの生活リズムが限定されることを 心配されていました。

でも 親が帰るまで 夕食が食べられない時代ではないと私は思います。
小学生になったのならば、子どもが自分で作ればよいのです。
簡単に、手軽に、安全に、楽しみながら、自信を付けながら
自分で挑戦できる環境を整えておけば良いのです。
つまりは 子どもが使えるキッチンにしておけば良いのです。

電子レンジがあります。
炊飯器があります。
冷凍食品は豊富です。

もちろん最初は
全ての機器の使い方を教えておく必要はあります。
子どもにも分かりやすく 届きやすく 使いやすく 整えておく必要はあります。

そして できればタブレットなどのAI機器の使い方を教えて
検索できるようにしてあげましょう!

今の時代の子どもたちは 器械には抵抗がありません。
パソコンゲームをする遊びでさえ 機器の操作のテクニックが欠かせないからです。
年中さんぐらいになれば レゴブロックで遊ぶのと同じくらい
通信機器は使いこなせます。

今では 小学校に入ったらすぐにタブレットで簡単なプログラミングを学ぶ時代です。
大人がAI機器に対して構えるのとは 全く違うので
まずは子どもにいろいろ経験させてあげましょう。

子どもでも安全に料理ができることは 子どもの自信になります。
料理をするこによって まずは 足し算、引き算、リットル単位のような算数を
実践感覚で体得できます。
そして 世界の料理などを知ると 調味料の原産地で地理を知り、
季節の食材で理科を学び、難しい単語で外国語を学び 味付けで科学を学び、工作、彩、歴史・・・料理から学べることは 多々ひろがります。

初めは 自分のお腹を満たす料理でスタートしたとしても
器や材質なども知ったり 片付け方法や金銭感覚なども わかってくるでしょう!
実践の教育として 生きていく力が身に付くのです。

だから 男女関係なく 早くから料理が得意な子どもにしてあげましょう!

忙しく働く親にとっても 助かると思います。
そのためには キッチンに工夫を加える工事費用は 教育費なのです!







子どもと いつもどんな会話していますか?

私は 子育て世代の働くママをずっと応援してきました。
でも 今では 働くママに限らず 子育てしながら働いているパパも増えました。
だから 子育てに関わりながら働いている人、みんなを応援しています。
子育て中の暮らし方を日々考えています。
私自身はシニア世代ですが 孫と同居して暮らしているから
私も働きながら子育てに関わっている一人なのです。
長年「住まい」に関わる仕事をしてきて 子育てと仕事の両立の仕方から 
私なりに感じていることがあります。
変化の激しい今の時代 どのように子育てをしたら良いか 
迷っている人に 少しでもヒントになれば、と思っています。 

ハーバード大学の学生が 子ども時代に どんな生活をしていたか?
ちょっと興味ありませんか?

ハーバード大卒の人と言えば 最近では
ビル・ゲイツ氏(マイクロソフト創業者)
マーク・ザッカーバーグ氏(Facebook創設者)
バラク・オバマ氏(アメリカ合衆国第44大統領)等が 有名ですね。

では なぜハーバード大学なのでしょうか?

それはハーバード大学が求める学生は
日本の大学が求める学力オンリーの要素と
全く異なるからです。
学力だけが優れていても 入学できないからです。

ハーバード大学の理念は
「異なる考えかたと表現の自由を尊重し、
新たな発見と批判的思考に喜びを見いだすこと。
協力してことにあたるにあたってリーダーシップを発揮すること。
自らの行為に責任をとること。
生涯にわたって、さらに知識を広げ、社会に貢献すること」
(“The Mission of Harvard College”より抄訳)


「異なる考えかた」「リーダーシップ」「社会に貢献すること」
「新たな発見」「批判的思考」が 学生に求められているのです。

これは 日本の経済産業省が2022年5月に出した
『未来人材ビジョン』
https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/mirai_jinzai/pdf/20220531_1.pdf
にあるように これからの日本の若者に必要とされていることなのです。

日本が 今『未来人材ビジョン』を掲げる以前から
ハーバード大学は 当たり前に そういう学生を求めてきたのです。

そこで ハーバードに通っている学生は 子どもの頃、
どんなことに興味をもっていたのでしょうか?
親は 家庭においてどんなことを意識していたのでしょうか?

親子の会話は 楽しい会話が一番ですが
世界の話や 日々の時事問題などを
意識的に話してきたという親がほとんどだったそうです。
子どもの視野を広めるために
興味や関心を持ってもらうことは 急にはできないものです。

アメリカは移民の国ですから 異なる意見や思想、価値観を認め合うことで
「多様性(diversity)」を とても大切にしています。
そういう考え方や資質はすぐに身につくことではなく
日常の会話等で意見を交わしていることが大切だったのです。

子どもにとっては 難しいかもしれないと思えても
世の中で話題になっている時や興味を持った時に教えるのが一番いい機会なのです。
はっきり親も言い切れるほど詳しくなく 分からないことも多いはず。
そんな時は 「一緒に調べよう」と言って
子供が自分で調べる方向に持っていけるようにするといいですね。

日々の暮らしの中の会話をちょっと心掛けると
子どもの可能性がより広がるようです。

大人も頼りたくなる本⇊
こんな本をそばにおいておくのも
良いのかもしれませんね^^





子育て世代の働く親にとって必要な日々の考え方 !

子育て世代の暮らし方を日々考えている建築士です。
私自身はシニア世代ですが 
孫と同居して暮らしているから 日々いろいろ感じています。

先日、朝早く 私の娘(孫の母親)は
WHO(世界保健機構)の仕事で 海外出張に出かけました。
5歳と8歳になる男児の孫たちは またママがいない生活がしばらく始まりました。
子どもたちにとって このような親のいない生活は 親が離婚してから もう4年になりました。そして 私も祖母として孫の全てのことに関わる日常生活と 自分自身の仕事で 多忙な日々を送ることにも かなり慣れてきました。

娘はシングルマザーになってから パートナーに遠慮することもなくなり 自分がやりたい仕事を伸び伸びできるようになった反面、子どもとの時間が限られてしまうことを ずっと迷いながら仕事をしています。
 現在 感染症の仕事をメインにしている医師である娘にとって この予想外のコロナ禍で 人生が大きく変わりました。本当は もっともっと子どもとの時間が作れるはずだと思っていたからです。
しかし 娘は 国の責任ある仕事をする立場になって 優先順位を選択することになった時に 自分の子どものことは私の多大な協力を得られることも考慮した上で 多くの人の役に立つやりがいある使命を選びました。 私自身も 娘の立場を理解して できる限りの応援することにしました。

それからもコロナ状況は終わることなく 丸3年以上続いています。 
私自身も 歳を重ねてきて 応援しつつも体力的に辛さを感じることも多くなりました。
なにしろ やんちゃな男児二人、自由気ままに育っているのですから 小さな問題ならば常におきています。

そこで私自身も いかに手を掛けずに 孫育てができるかを より考えるようになりました。
私も 働きながら我が子たちを育ててきた経験はありますが 時代は変わりました。
今の子どもに求められるものを しっかり考えながら 孫を育てていこうと思っています。

もちろん どんな経験をさせたいか、どんな大人になって欲しいか等は まずは親が考えることです。

祖母である私は あくまでもサポートです。
しかし サポートの仕方も 親が考えていることに準じることが大切です。
だからこそ 今の働きながら子育てをしている人のためが求めるものを 形にしていきたいのです。

親が忙しく働いているときは 子どもは寂しさを我慢しています。
特に海外出張のような何日も親と会えなくなる時は 言葉にしなくても 子どもがじっと耐えていることは分かります。しかし そういう経験も大切です。
そんな時だからこそ 忍耐力、人に頼ること、自分の安心できる居場所、簡単な食事は作れることなど 日常とは異なる時の「生きていく心構え」を教えておきたいと思いました。
親が常にそばにいなくても 子どもが安心して自立できる環境を整える。
家庭の中でできる環境を整えておくことです。

子どもにとっては 毎日が新しい学習です。
あらゆる場面が学習です。
生活という日常で経験することを ひとつひとつもっと大切に考えて欲しいですね。
毎日の暮らしを有意義にするために ソフト面でできること(声掛け・話題等)や ハード面でできること(置いておく家具や動線、収納、自然とのかかわり等) 暮らしの周りに付いてくるものすべてを 常に考えていたいものです。 
だから 子育て世代にとって住まいは教育』なのです。

住まいの中に当たり前にあるものを 一つ一つ再考しながら
必要な形にして これからも提供していきたいと思っています。

週休3日は 正社員のまま成立させることが重要!仕事で一番大切な事は やりがい!

働く子育て世代を応援しています。
だからこそ 週休3日の働き方は 必要なのです。
時短で働くのではなく しっかり正社員として働き
週休3日にすることが大切です。

弊社は 創業時から ずっと 週休3日の会社です。
自分自身も スタッフたちも 子育て中だったからです。
時短にしたり 働く日数をそれ以上減らすことには 仕事の効率から賛成はできませんが 正社員でフルに働き 週休3日にすることは大切だと思っています。

それは 時短で働くと 仕事を深く吸収することが遅くなるからです。
仕事をどんどん覚えて 新たな自分の成長を感じながら
自分の可能性を知ることは 働き甲斐につながります。
また仕事を依頼する側から見ても 時短の人には全部は任せられるない、重要なことは任せられない、という不利な印象を与えがちになることも事実です。
せっかく頑張っているならば 働きがいが得やすい環境を自分自身でつくることも大切になります。

仕事を何のためにするのかは 立場や年齢などにもより 人それぞれです。
例えば
1.自分の生活費を稼ぐため
2.家族のため、誰かのために必要
3.やりがいや楽しみがあるから
4.ローンを借りたり結婚のために社会的信用が必要だから
5.研究等 自分だからできる仕事があるから
6.単に働くことが好きだから
7.将来の不安を解消するために蓄えるため
8.夢を実現させるため
9.ボケないため
10.規則正しい生活を送る時間管理のため
11. 体力を維持するため
等 [働く]という事には いろいろな理由があると思います。

でも子育て世代は お金のためだけではなく 自分自身を向上させるためにも
自分の関わる仕事を大いに活用して欲しいのです。

⇈ 2022年7月末の 週休3日の大手企業の取り組みが日経新聞に掲載されました。

まだまだ 国が思うほど 週休3日の会社は増えていませんね。
しかし 人は休みが増えることにより お金以上に 心の余裕が生まれている、ということが確かであることは 分かってきました。

現在では 平日でなければできないこと(病院・郵便局・銀行・役所等)も
ネット活用で かなり自由度は増してきましたが まだまだ 平日をお休みにする利点は たくさんあります。

働く親にとって 子どもが学校に行っている間の自分時間は 特に貴重になります。
子育てしている親の心の余裕は 子育てには欠かせないからです。
親の心の余裕のなさから生じる子育て放棄、子どもへの虐待等の問題もあります。
伸び伸びと育つ未来のこどものためにも 平日をお休みにする週休3日は 働く子育てには 絶対必要だと思っています。

日本は、高度外国人からは 選ばれない国? 世界で必要とされるスキルを身に付けよう!

お子さんがいる親御さんならば
我が子が成長した時に役立つことは何だろう?
自分の子どもが今、何を身に付けておけば良いのか?
どんな体験をさせておけばよいのか?
と考えるはず!
そして 迷いますよね。

これからの時代に必要となるだろう具体的な能力やスキルを示すことが
今働いている方、これから働き手になる学生やこども、教育機関等、
それぞれが 目指す方向性が見えるのかもしれません。

こうした問題意識から、令和4年5月に経済産業省が出したデータは
具体的に目指す能力やスキルを示したもので
これからの子育てを考える上で とても大切だと思いました。

https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/mirai_jinzai/pdf/20220531_1.pdf
https://www.mof.go.jp/pri/research/conference/fy2017/inv2017_04_02.pdf

次の社会を形づくる若い世代に対しては、
「常識や前提にとらわれず、ゼロからイチを生み出す能力」
「夢中を手放さず 一つのことを掘り下げていく姿勢」
「グローバルな社会課題を解決する意欲」
「多様性を受容し 他者と協働する能力」
が必要とされるのです。



現在は「注意深さ・ミスがないこと」、「責任感・まじめさ」が重視されるが、
将来は「問題発見力」、「的確な予測」、「革新性」が一層求められる。

とのこと。

まさに そんな時代に向けて
これからの子どもに 何が必要なのか?

忙しく働くママたちは
そういう子どもに育って欲しいと思うときに
何が必要だと思うのでしょうか?

私は 基本は「子どもには ワンパターンの生活をさせないこと」
だと考えています。
毎日、同じことばかりをさせない。これを あえて意識することが大切です。
子どもの吸収力はものすごいです。
いろいろなものを吸収します。良いものも悪いものも。

だからこそ ワンパターンの生活をさせないこと、
いろいろな経験をさせることが必要なのです。
子どもの視野を広める経験を 毎日の生活の中、住まいの中でもっともっとさせること。
新たな発想、情報収集力、的確な予測力、客観視力、言語力、柔軟性等を身につけさせることを考えながら できることを 毎日の暮らしの中で試みることです。

具体的には

例えば
毎日 同じ人(家族だけ)とだけ  同じ言語だけを使って 会話をして 
同じテーブルの位置に座って
同じ人と 一緒に食事をして
同じようなものを食べ 同じ場所で寝る生活はさせない。

いろいろな人種、いろいろな世代、いろいろな職業等の人と会話して
いろいろな場所で いろいろな味のもの(いろいろな国の味等)を
いろいろな人と一緒に食べる機会を作る。
どこでも寝られる。誰とでもいっしょに過ごせることに慣れさせる。

そのためには どうしたらよいか?
それをこれから具体的に伝えていこうと思います。







プロになるには? 仕事はまずは量をこなす、そのあとで質に変わっていく。子どもの教育も同じです!


何事も同じかもしれませんが 
経験がほとんどないのに
良いものができることは まずありません。

料理をするにしても、
楽器を演奏するにしても、
スポーツをするにしても、
ある程度の経験を積んだうえで 
センスとかコツとかという個性が出てきて
質が変わっていくのだと思います。

それは 仕事も同じ!
大した経験もない時は 良い質の仕事になることはできません。
そして、その分野での良い質の仕事とは何なのかも分からないまま
仕事をしている場合もあります。
経験を積んでくると 質の良さの違いも分かります。
ですから 仕事は まずは量をこなすことが大切になります。
つまりは 経験をたくさんすることです。

しかし、今まで考えられていた良い質を知らないから
できる強さもあります。
新しいものが生まれることもあります。


子どもの成長も同じです。
いろいろなことを経験させることで 自分自身も成長していくのです。
しかし いろいろな経験を少しづつするのでは
良い質の経験にはなりにくいです。
これもあれもと、幅広く経験させたい親心も分かります。
でも できるならば 子どもの好きを大切にして
その好きな分野のことだけを深く経験させてあげて欲しいものです。
一つのことが深いものになってくると 自分自身に自信が付き
不思議なもので 他のことも幅広く経験値が上がるのです。

それは大人にも言えることです。
我々の仕事も 同じだと思っています。
会社の中でも 自分の得意を大切にして
その分野のことを追求していく。
その実績から 相手に興味を抱かせ、
実績に至る経験が背景となり、言葉に力が宿り
その分野の説得力が増すのです。

自分の得意や好きを見つけるためにも
時間をかけて、量をこなし、そのあと 質に変えていってほしいのです。
何事も 経験値が 大切ですね。

しかし経験値の量を得るためにも ずっとのんびりやっていれば良いのではありません。

【拙速は巧遅に勝る】(せっそくはこうちにまさる)
「完璧でなくても速い方が良い」という中国の兵法書『孫子』の中にある言葉です。

まずは質より量をこなす。
質は だんだん伴ってくる。
しかしその量のために 時間をかけ過ぎてはいけません。
のんびりではなく 好きなことを徹底的にやるチャンスを
大人も子どもも持って欲しいのです。

いろいろな調査から
一般的に 歩くのが遅い、食べるのが遅い、話すのが遅い人は
何かの成果を出すのも遅い、結果 成果が出せずに終わる傾向があるそうです。

それが悪いわけではありませんが
何か成果を出したいならば  速度を上げて量をこなしていきましょう!







コロナ禍の経験! 困った時に分かる 人との関わり・つながり

2022年も もう半分が終わろうとしています。
月日が経つことは 本当に早いですね。

私が 現在の自宅に住み始めてから9年が過ぎました。
コロナ禍以前までに この我が家に来てくださった方々は
延べ人数で1000人は越えています。

『家開き』という形で 7年間に開催した我が家でのイベントは 
多種多様でいろいろありました。

毎回30人近い参加があった素人の音楽発表会は 5年間で10回開催できました。
その他にも  近くの大学生による落語会、秋田出身のお施主様によるきりたんぽ鍋会、ソムリエが開催するワイン会、ピアノ伴奏付きのプロの朗読会、ジャズ会、ヨガレッスン、勉強会、料理パーティー、川崎パパ塾、そして 夫や自分の学生時代の同期会、様々な祝賀会、親族の集まりなど 繰り返し開催されるイベントも多々ありました。
そういうイベントには 次第に 自分や家族も参加することが普通になり いろいろな人とのいろいろな形のつながりが生まれました。 

自宅に こんなにもたくさんの人が来てくれて 楽しいひと時や幅広い人脈の方々と過ごせたことは 自宅を建てた時には思いもしなかった幸せを得た感じでした。

しかし、コロナ禍ですっかり 人が集まれなくなりました。
その上、私自身が転倒から怪我をしてしまいました。
私は 食事が上手くできず 歩けない状態になってしまい、全く外出できなくなったことも重なって 家族以外とは ほとんど人と会わない生活になっていました。

しかし こんな状況の中でも 今まで築いてきた人とのつながりは活きていました。

怪我した時には 
いろいろな方からの励ましの手紙やメッセージをもらい、援助され、
思いがけないお見舞いから 元気を頂ける機会がたくさんありました。

コロナがだいぶ落ち着いた最近では
『また我が家に来たい』というオファーを頂くことが多く とても嬉しく思っています。

このコロナ禍という期間は 今までと異なるいろいろな経験と考える機会を与えてくれたように思えます。

人は急には親しくなれないこと、
信頼関係を築くには オンラインだけではなく 直に会うことのとても大切さであることを 改めて確認しました。

コロナ禍の世の中が もう少し落ち着いてきたら 
またぜひ『家開き』をしたいと思っています。

そしてまた皆さんにも 『家開き』してほしいと思います!


住まいはどう生きていたいか、が表れる! 自分スタイルで生きる時代です!

全く同じ形の家に 誰が住んでも同じように暮らすのか、
というと そういうことは まずありませんよね。

例えば マンションの間取りは同じタイプがいくつもありますが
そこに住んでいる人の生活は
それぞれの個性がしっかり表れています。

具体的に例えると 同じ間取りの玄関であっても
玄関の活用が大きく異なります。

玄関に入るとすぐに 生花や絵が飾ってある家。
子どもの靴がたくさん並んでるいる家
スッキリしてライトだけが光っている家
玄関が物置きのように荷物でいっぱいの家・・・

玄関がきれいに掃除されていれば 家の中もほとんどきれいです。
玄関を見れば、大体想像がつくという事です。

特に 靴が出ている家は いろいろなことが とても分かりやすいです。
靴がきれいかどうか、どのような靴を履いているか、子どもがいるかの家族構成、
色や好みはどのようなこだわりがあるか等...
玄関でその家庭の詮索をするつもりはありませんが
例えれば そのくらい個性が家のあらゆる場所に表れているという事なのです。

これからは自分がどう暮らしていたいか?
家族とどう関わって 過ごしていたいか?
子供にどういう教育をさせたいか?

そういうような具体的な希望をはっきりさせることで
暮らし方は変わり、家の作り方は変わってきます。

これは 当たり前のことのようですが
家を建てたい、住まいの相談にのって欲しいと最初に相談て来る方で
そのような具体的な希望を言う人は
意外と少ないというか、ほぼ いないのです。
どんな家に住みたいのですか?
と質問すると、、、

3 LDKに子供部屋が2つと
大きなリビングあって
キッチンは対面のオープンキッチンがいい。

ちょっとお風呂は広めがいいわね
お風呂の窓から空が見られたらいいかしらね

というようなご希望が多いのです。

でも それが一般的だと思います。

そして強いて言えば
ちょっと地震に強くて
いざと言う時に安心して暮らせる

そして ものが簡単に片付けられる
掃除がしやすい家がいいわ

って、一般的に
皆さんに聞くとそんな感じですね。

では、自分の夢ってそれで満たされるのかしら?
もっと深く聞いていくと その希望の裏には
しっかりした理由があるのですよね^^。

そう、
自分が本当にやりたいこと
自分がこれからどのように暮らしたいのか
どんな人生を歩む家にしたらよいのか
って考えたら

なかなか難しいですよね^^

でも 人生の中で1番高い買い物、
何千万円ものお金を出すところを
あまり考えないで
一般的なものでいいのかな?

住まいを持つ時は
もっともっと自分の幸せ、家族の幸せを考えて
自分スタイルの家をつくろうと思ってくださいね。

しかし 勘違いしないでほしいことは
一時的な希望や個性を出し過ぎて
応用が利かない住まいにはしないで欲しいのです。
(何度でも家を建て直したり買いかえられる方は別ですが~笑)

もしかしたら 後々売却して どこか他で暮らすという選択をすることだってあります。
家の活用方法が 変わることだってあります。
あまりにも個性的過ぎることは 応用が利かなくなったり売却しにくかったりもするからです。(具体的な方法は 我々プロに相談することが一番確かです!)

余談ですが
最近の若いスポーツ選手の家は アスリートになる前の小さいころから 親が運動が得意になるように考えられた個性豊かな住まいで暮らしていることが多いように思います。

さあもう一度、自分の夢を具体化してみましょう!
そうすると 暮らし方がかわるかもしれません。
住まいの在り方が変わるかもしれません。

子どもの教育費がますます高くなってきた!少子化はますます改善されないのか?

コロナ後の教育費がまた上がってきました。
義務教育でない 高校・大学に掛かる高等教育費用は リモート授業になってから より高くなってきているそうです。
もともと経済的な理由で子どもを産まない人も多かったのに、ますます子どもを産みたくなくなる社会になってきているようです。

ソニー生命保険の調査によると、コロナ禍で教育資金の備えが減少したという親は61.4%、教育資金に対する不安が増加したという親は71.4%になったそうです。

これは 日本だけの問題ではないそうです。
世界中で 子どもが減っていることを知っていますか?

こどもが減ることによって 社会に多くの問題が生まれます。
例えば、労働人口が減り、経済が縮小し、社会保障の継続が困難になります。
過疎化が進み、廃校が増え、コミュニティ化が低下して、個人の負担が大きくなります。
少子化社会のリスクは 全世代に及ぶことになります。

少子化を解決するためには
子どもを産みやすく 育てやすい社会にしなければいけません。

社会が平和で 穏やかで 子育てにお金がかからない。
そうならないと 現在抱えている少子化問題は改善されないのが現状です。

個人ができることには限界がありますが
「お金をかけずに教育する」
昔は そんな時代がありました。

ひとり一人の才能を伸ばせる環境を
お金をかけずにどう作るかが、今問われているのだと思っています。

「お金があれば良い教育ができる」
そうとは言えない、という事です。

「教育」とは、まずは 
「どう育てたい、どんな人になって欲しいか」が
一番初めに ありきではないでしょうか?

この変化の激しい時代に 
お金をかけて みんなが同じような勉強をしていくことだけが
良いことだとは 私は思っていません。

学校の勉強は 基礎知識のために確かに必要でしょう!
でも 学校の勉強と同じような事を
塾のようなところで 他でもやる必要はない時代だと思います。
塾の学習を理解するために また他の塾に行く、なんてこともある、と聞くと
とても残念です。
社会に出てから必要なものは 学校の勉強以外にたくさんあるのですから。


視野が広く、たくましく強い精神力がますます必要になります。
子どもにも いろいろな経験やいろいろな社会を幅広く見せることが重要です。

貴重な子供時代の時間を 学校と同じような世界ではない異空間で 過ごさせることが とても大切になります。
学校以外の自分の居場所をたくさん持たせることで 生き方の選択肢が広がるからです。

もしも苦手な居場所があったとしても 全く異なる居場所が 居心地が良い所になり
必要な居場所になるかもしれません。
例えば 世代が全く違う大人のサークルの中、海外の人ばかり集まるところ、趣味が共通している方々との居場所・・・等

「教育」とは 学校や塾に行かせることではないのです。
いろいろな人と出会い、いろいろなコミュニティからいろいろな考え方を知り、
自分でいろいろな経験して 自分の糧としていくことが これからの教育だと思います。

お金をかけてもかけなくても 自分の道は作れます。
子どもに どういう生き方をしてほしいのかを親自身がしっかり考え、
子どもの選択肢の幅を広げてあげてください。


『似た環境で育った「エリート」だけでは 複雑化する社会のかじ取りは難しい。
弱者の側で 物事を考えられる人材を育てなければならない』
先日の日経新聞に掲載されていた記事『揺らぐ人材立国』も 現代の教育事情に疑問を投げかけています。