アプリファニチャーって  どんな家具?

アプリファニチャーとは?
組み合わせが自由にできる家具
のことです。

応用と使い方でいろいろな場所で いろいろな活用できる家具です。

例えば 
引っ越しして別の住まいになったとしても
お気に入りの高級家具だったら
もう使えなくなる家具にはしたくないですよね。
その持ち主の家具として ずっと寄り添っていく家具なのです。
どこに行っても 応用と使い方で 
いろいろな場所で活用できる家具のことです。

カラーボックスのように
応用は利くけど 壊れやすい。
自宅に置くには安っぽい。
自分の家のインテリアには合わない。
そういうものではなく 何年も使い続けたくなるような
オリジナルの家具をセミオーダーで作ったものを
アキ設計では 特にアプリファニチャーと呼んでいます。

インテリアは大事!
子どもを育てる環境では 特に大事なのです。
育った環境が その子の一生のセンスになることも 多いのです。
意識はしていなくても 家具は育った家の中でも 特に印象に残るものなのです。
いつも使っていたテーブルやいす、食器棚、本棚・・・
子どもの心にずっと残って欲しいものにしていますか?

色、素材、材質はその家の好みのインテリアに合わせて
自由になるオーダー家具は 
ずっと使えるSDGsのものになります。

アプリファニチャーはオーダーですので
色、素材、材質は自由にできます。
使い方の応用も 使う人によって変わります。
例えば テーブルの天板カウンターを支える下部は
収納型と支柱タイプ等 自由にできるのです。

アプリファニチャーのすばらしさは
ずっと使えることです。


小学生の子どもが使っていた机を 
親の書斎に持っていっても使えるように
その家のインテリアに合わせたテーストにすることが
ずっと使う上で大切になります。

例えば 
赤ちゃんのための食器などにキャラクターが描かれているものは
どんなに高級品であっても 大人になったら ずっとは使いませんよね。
子ども時代に使うものだけれど 大人になっても必要なものは
ずっと使えるものを選択することをお勧めします。
それこそ 正にSDGsの考え方なのです。

アプリファニチャーは 置いておくだけで
インテリアのセンスが磨かれる、という事も大切です。

子育ての環境は 親が作るものです。

子どもに応用力や発想力を付けさせたいと思ったら
置いておくだけで 気持ちが高まる元気になれる
応用力ある家具を置きましょう!

勝手に子どもの非認知能力を育む学習机 !アプリファニチャーを活用した リビング学習の勧め


共働き世帯の子育て中の住まいの在り方を提案しています。

日々 忙しく働くママたちは 限られた時間の中でも
我が子たちの教育のことは気になり
出来れば 勉強を見てあげたい、
我が子の今の状況をもっと知りたいと思っています。

また勤務時間外の仕事から離れた時間であっても 
仕事のことは頭から離れず、家事をしつつの在宅中でも 
ついつい仕事のパソコンを開いてしまうことが多いって人もいると思います。

そんな忙しく限られた合間の時間でしか 子どもとの時間がつくれないときは
子どもには 個室ではなく 親のそばで学習させたり会話したりできたら
両者ともに助かるし 幸せなはず。
リビングで学習して欲しいけど ダイニングテーブルで勉強されると
夕飯の支度時には 直ぐに片付けてもらいたいので ちょっと邪魔に感じます。
テーブルに消しゴムのカスなど残されると さらに面倒に感じます。
子どもにとっても ダイニングテーブルの上の勉強道具を直ぐに片付けたり
勉強の続きができない状態はやる気が失せます。

そんな時は 机ごと移動が簡単にできる学習机があるといいですよね。
リビングに持ってきたり 個室に移動ができる机、
勉強していたものをそのまま置いておける机。

忙しい親の立場からすると
親の家事や仕事のタイミングに合わせて
子どもの勉強や行動を見ながら 自分のやらなければならないことを
進められるという利点があります。
子どもにとっても 個室で一人でいるより
親のそばにいる方が 安心できるし
教えてもらえるという利点があります。

しかし そんな机を
リビングに置くスペースの余裕などないという家庭も多いはず。

「机を置く」を単独で考えたら そう思えるのは 当たり前だと思います。
でも リビングのインテリアの一部で配置や活用方法が自由にできたとしたら。。。

これからの時代は 応用力があるものが大切です。
特に子育て世代で 限られた空間の中で 家族の成長や変化に対応できるものを
持つことは必要だと思っています。

子ども本人の意思を大切にし 応用力が養われる机『アプリファニチャ-』
リビング学習に活用して欲しいです。

小学1年生の準備!市販の机や収納棚は好きではない!「あったらいいね」の机・整理棚・収納棚を考えるプロジェクト「アプリファニチャー」進行中!

「子どもが小学生になる」
まずは どんな準備が必要だと思いますか?

もうじき小学生になるお子さんがいる方は その準備を考えると思います。
今どきの小学生には どんな準備がいるのだろうかと 迷われている方も多いのではないでしょうか?

一般的に 日本では 年長さんの年齢の秋頃に 通学予定の公立小学校から 入学までに必要なことの説明会の案内が来ます。私立の小学校も 入学が決まっていれば、同じころに案内が来ると思います。
学校側が必要という準備は 通学予定の学校に合わせて準備すればよいでしょう!

しかし 学校生活ではなく 小学生になって暮らす自宅の準備はどうされますか?
机をどうしようか、ランドセルを掛けるところをどうしよう、教科書置き場は?など…
実は 小学生になる子どもの家庭での準備は よく分からないという方が多いのです。

特に共働き家庭だと 日々の生活は 仕事と家庭の往復でいっぱいいっぱいのはず。
小学生になる準備のために ゆっくり考えて、自宅を整えている時間的余裕などはありません。

とりあえず 子どもが小学校に入ってすぐに困らないように置く場所のコーナーくらいは作っておこう。そして ひらがなくらいは教えておこうとか、ちょっとしたお稽古事を始めさせておこうか、というようなとりあえずの考えを進めておくことはあるようですが…

家の中の準備はどうされているのでしょうか?
学校から持ち帰るランドセルやピアニカや体操着、宿題やお知らせの紙類、など、毎日たくさんのことや物が増えていき溢れかえる日々になります。こどもを自立させたいと思っても、自分のことを完璧にできる小学1年生などはいません。親のやることが急に増えるのは 目に見えています。

子ども自身も 慣れない小学校に行きはじめ 自宅に帰ってきても やらなくてはならないことがいろいろあるので 慣れるまでは大変です。子どもにとって小学生になることは、精神的にも体力的にも 大学生が社会人になる以上に疲れることかもしれません。

そこで 少しでも親に頼らず 自分でできるように 子どものための 分かりやすい環境を作っておいてあげることも大切になります。

帰ってきたら どこに何を置いて 宿題をしたり お手紙を渡したり 明日の準備をしたり、子ども一人でもわかるような環境を作ってあげる、または一緒に考えてあげることで
精神的にも安心するのだと思います。

しかし、それでなくても共働きの忙しい親たちにとっては 全てが教育につながることと分かっていても大変に感じるものです。どうしたら 無理なく良い子育てができるかを考えると思います。

例えば
子どもが一人で片付けられる整理棚があったらどうでしょうか?
リビングのインテリアにもマッチした違和感のないおしゃれな整理棚。
大人が一方的に与えたものではなく 子ども自身も一緒に考えながら収納できる棚。
その棚の材料は 自宅のインテリアにもマッチしている。
こどもの力で移動できる手軽さで 場合によって好きな場所におけるものだったら…
ずっと活用できたり転用できたりして 使い捨てではない応用が利くSDGsのサステナブルな棚や机。
そんな小学生のための整理棚や机を ただいまアキ設計は考案中です。
その名は『アプリファニチャー』です。応用が利く家具です。

子ども自身が 自分が使うものを自分で考えるという経験。
応用から生まれる非認知能力を高める、そんな家具ができたらいいですね^^

アキ設計は 共働き家庭の働くママを応援してきました。これからも 子育て中の家庭での暮らしを考え、建築設計や家具を通して 子育ての在り方を熟考していきます。

私自身も 長年、好きな仕事をしながら、子育てして来ました。
子育てと自分自身の仕事や夢は 必ず両立します。働き方がいろいろになった今の時代です。まずは 両立させたいと思うことから いろいろな考えが生まれるものです。

夢は小さければ 小さな夢しか叶いません。
夢が大きければ 例え半分しか叶わなくても 小さな夢よりは大きく叶うと思います。

親の夢も叶えながら 親の働く姿を見せながら 子育てをすることはとても大事です。
私自身は 今までの自分の経験を価値化することが 私が今できることだと思っています。
子どものためだけではなく 親のことも考えて これからも『あったらいいね』をつくり続けていきたいです。








女性だけの建築設計事務所「アキ設計」への変わらぬ想い!

女性だけの建築設計事務所「アキ設計」をなぜ作ったのか?
そして 
ずっと変わらない私の想いとは?


2022年で弊社は創業35年になりました。
私自身が33歳の時、パソコンもなく携帯電話もない時代に
まだ1級建築士としての実力もそれほどなく顧客もいない中、
たった一人で 建築設計事務所を横浜駅前に開設しました。

そのころ、私の置かれていた状況は
サラリーマンの夫と幼い子ども2人、家族4人の核家族世帯。
まだまだ男性ばかりの建築業界で、皆と同じように常勤で働くことは
幼児二人の子育て中の私にとっては 容易ではありませんでした。

でも 小さい頃からの夢であった建築士としての仕事を続けたいという思いは
ずっと強く持っていました。

『家族を大切にしながら、自分の仕事としての夢を叶える。
子育ても楽しむ! 妻であり母であると同時に 
一人の女性としての幸せも大切にして暮らす。
一人の社会人として社会にも貢献できることに関わる』
私は そうありたいと思っていました。

子どもを育てながらも、自分がやりたい仕事をするためには
どうしたらよいかと考えた時
建築業界で子育てをしながら
建築士としてプロフェッショナルな仕事で働いている女性は
私の周りには誰もいませんでした。
そこで 自分のために 新しい形の建築設計事務所を作りました。

そして 私は子育ても 家事も 趣味も楽しみながら 
好きな仕事を自分のペースで続けることができるようになりました。
 
しかし 私が独立して20年近く経っても 建築業界の働き方は全く変わらず、
女性建築士にとって 家庭との両立は大変なままでした。
そこで私は 自分のこれまでの建築事務所を法人化し
女性建築士が働きやすい建築事務所に作り直しました。

週休3日で 平日にお休みをとる事によって
銀行や郵便局・病院など 主婦の用事をスムーズに済ませ 
子育て中でも 自分自身の勉強できる時間を確保できるようにしました。
子育ても仕事も 社内でシェアすることによって
会社として対外的に迷惑が掛からないように協力できる環境を作りました。

家庭を持ち ずっと働き続け、子育てや介護をし、人と関わりながら楽しむ、
という私の日常の暮らし方が 自分自身の住まいにも 表れました。 
住まいは その人、その家族の「生き方」そのものが表れます。

ママになっても 
個人のスキルを活かしながら、社会に還元し働き続けることはとても大切です。

目指す子育てをしながら その意欲や能力を社会に貢献できる女性になって欲しいです。

そして 人間らしく人と関わり合いながら
仕事も暮らしも助け合って 笑顔の素敵な働くママに なって欲しいと願っています。
そんな働くママたちを住まいからずっと応援しています。

アキ設計にいるスタッフたちは
家庭を持ち 子育てをしている働くママたちです。
建築士であり、インテリアデザイナーである育児中のママたちが
社会のために働くママのための住まいを提案しています。

核家族化が進み 寿命が延び シニアのご夫婦だけの家庭や
共働き世帯が増えています。
しかし 女性が幸せな家庭は その夫や家族も幸せになると思います。
だから 「住まいを楽しむ、女性を楽しむ」を大切にして
自宅を活用した新しいライフスタイルから、
多様な生き方をこれからも応援していきます!

大学から賞を頂きました

2022年12月、今年も残りわずかになった時に
私は 母校の武蔵野美術大学建築学科から
第7回長尾重武賞を頂きました。

作品のほとんどが若い現役の建築家たちの中、
シニア世代の私が
研究者であり武蔵野美術大学の学長であった長尾重武名誉教授に選出され
受賞になったことは とても光栄な事です。

受賞作のテーマは
『暮らしとこころに風を入れる「家開き」術』

拙著の書籍タイトルですが
私自身の今までの『家開きの事例』が評価されたようです。

建築を通して 社会性ある活動と研究がテーマだったので 
私の活動が認められて とても嬉しいです。

しかし この賞の趣旨は 
建築家のこれからの可能性を高めるためのものだそうです。

そんな中、私のようなシニアが受賞することの意味を考えています。
長年の経験を活かして 
まだまだ頑張って社会の役に立つ事をしろ、という事なのかと思っています。

今回の受賞にあたり
長尾先生はじめ多くの大学関係者が御尽力くださった事に
深く感謝しています。

2023年1月の開催される表彰式に 出席させて頂ける事は
私のシニア時代の新たな1ページの始まりになると思っています。

長尾重武名誉教授 Wikipedia

プロになるには? 仕事はまずは量をこなす、そのあとで質に変わっていく。子どもの教育も同じです!


何事も同じかもしれませんが 
経験がほとんどないのに
良いものができることは まずありません。

料理をするにしても、
楽器を演奏するにしても、
スポーツをするにしても、
ある程度の経験を積んだうえで 
センスとかコツとかという個性が出てきて
質が変わっていくのだと思います。

それは 仕事も同じ!
大した経験もない時は 良い質の仕事になることはできません。
そして、その分野での良い質の仕事とは何なのかも分からないまま
仕事をしている場合もあります。
経験を積んでくると 質の良さの違いも分かります。
ですから 仕事は まずは量をこなすことが大切になります。
つまりは 経験をたくさんすることです。

しかし、今まで考えられていた良い質を知らないから
できる強さもあります。
新しいものが生まれることもあります。


子どもの成長も同じです。
いろいろなことを経験させることで 自分自身も成長していくのです。
しかし いろいろな経験を少しづつするのでは
良い質の経験にはなりにくいです。
これもあれもと、幅広く経験させたい親心も分かります。
でも できるならば 子どもの好きを大切にして
その好きな分野のことだけを深く経験させてあげて欲しいものです。
一つのことが深いものになってくると 自分自身に自信が付き
不思議なもので 他のことも幅広く経験値が上がるのです。

それは大人にも言えることです。
我々の仕事も 同じだと思っています。
会社の中でも 自分の得意を大切にして
その分野のことを追求していく。
その実績から 相手に興味を抱かせ、
実績に至る経験が背景となり、言葉に力が宿り
その分野の説得力が増すのです。

自分の得意や好きを見つけるためにも
時間をかけて、量をこなし、そのあと 質に変えていってほしいのです。
何事も 経験値が 大切ですね。

しかし経験値の量を得るためにも ずっとのんびりやっていれば良いのではありません。

【拙速は巧遅に勝る】(せっそくはこうちにまさる)
「完璧でなくても速い方が良い」という中国の兵法書『孫子』の中にある言葉です。

まずは質より量をこなす。
質は だんだん伴ってくる。
しかしその量のために 時間をかけ過ぎてはいけません。
のんびりではなく 好きなことを徹底的にやるチャンスを
大人も子どもも持って欲しいのです。

いろいろな調査から
一般的に 歩くのが遅い、食べるのが遅い、話すのが遅い人は
何かの成果を出すのも遅い、結果 成果が出せずに終わる傾向があるそうです。

それが悪いわけではありませんが
何か成果を出したいならば  速度を上げて量をこなしていきましょう!







アキ設計オリジナル マスキングテープができました!


弊社のマスキングテープが出来上がりました。
どこにも売っていませんが ちょっと可愛いので お見せしちゃいます~(笑)


ところで 皆さんは マスキングテープって ご存じですか?
建築現場でよく使用されるもので、私たちの業界では必需品です。もともとは、内装工事や塗装工事をする時に 他の部分に はみ出てしまうのを防ぐための保護用のテープとして使われていました。養生テープに似ていますが 養生テープにはポリエチレン繊維が入っています。マスキングテープは、主に紙だけで出来ているので軽くて応用が利きます。どちらも粘着力が弱く、跡が残りにくいテープです。

剥がしやすい紙製であることからか 最近は お洒落な可愛いテープがたくさん販売されるようになって マスキングテープ自体の活用方法も変わってきました。
ラッピング用におしゃれに使ったり、手帳のメモ印として使ったり、写真や絵ハガキを壁に貼ったりと 工事現場ではないところで 見かけることがとても多くなりました。
弊社では お客様との打合せ時や現場の職人さんとの確認時に 大きさや高さを示すために使用したりしてきました。

そんな便利なマスキングテープを 弊社オリジナルで作ってみました。

工事現場で使うには ちょっと可愛い過ぎるかもしれないので 皆さんのご自宅で 使って頂けたら 嬉しいと思っています。

弊社までいらしてくださった方に 差し上げています(^^♪

この不確実な時代に 一番大切にすることは? ~ 10年経っても変わらない心を磨こう~

2022年、新しい年がやってきました。思い返せばこの2年、コロナに振り回された激動の日々でしたね。全ての人がマスクをつけて生活し、外食も旅行にも行けなくなる。学校の授業、会社の会議、採用面接試験など 全てオンラインのネット越し。人と気軽に直接会えないばかりか 大声出して笑うことも躊躇しなくてはならない。2年前のお正月の時に、誰がこんな状況を想像できたでしょうか? 今回のコロナのことを誰も想像できなかったように この先のことも誰にも分かりません。1年後、5年後、この先何があるか分からない。そんな不確実な状況下では、誰もが不安な気持ちになります。次から次へ時代は変わり、流行りものも変わっていく。そんな中、今の日本は世界からどのように見られているのかを知っていますか? 

 174カ国からの外国人居住者調査の「インターネーションズ」2021年版によると「外国人が住みたい、働きたい国」ランキングで 日本は世界59カ国中54位。海外駐在員の生活調査レポート(2019年)では、33カ国中32位。生活費や給料がずっと上がらないので「生活環境」は世界54位でワースト6位だそうです。今の日本は、世界の中で評価が下がり続けています。私はとても残念に思います。未来の子どもたちに残したい日本であるためには 日本で育っていくこれからの世代に何を残して、何を伝えておくことが必要なのでしょうか?

 未来を逆算して物事を考えることはとても大切なことだと思っています。しかし 私は、今は どう変わるか分からないことを考えるより「この先も変わらないこと」を考えることが より大切になってきたと感じています。ますますグローバル化する社会の中では 人とのつながりが より大切になります。身心共に健康であり活力を失わずいることも大事です。だからこそ、これからの世代には 世界で通用する強いメンタルを持って欲しいと思います。そのためには 核家族化した小さな家族単位の子育てでは限界があります。広い視野を持ったたくましい世代を育てるためには、子どもの環境がとても大切です。環境とは場所だけではなく、一緒にいる人や会う人です。私は 住まいを通して これからの子どもたちに必要なものを形にしていきたいです。そして 子どもたちに多様な人と会っていろいろな経験をしてもらいたいと思います。

 私自身の人生も「あれもこれもやりたかった」と悔いるのではなく「あれもこれもやって良かった」と 失敗や無駄なことも楽しめる自分でいたいです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

子育て世帯の省エネ住宅取得に補助!  補正予算額は542億円!

国土交通省は2021年度補正予算案に、「こどもみらい住宅支援事業」を創設して 542億円を盛り込んだそうだ。子育て支援と2050年カーボンニュートラルの実現のために、子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能がある新築住宅の取得や住宅の省エネ改修等に補助をするとのこと。

補助対象は補正予算案閣議決定日(2021年11月26日)以降に契約を締結し、事業者登録(2022年1月開始)後に着工した新築・リフォーム。新築住宅の場合は延べ床面積50m2以上で、①ZEH、Nearly ZEH、ZEH Ready、ZEH Oriented (強化外皮基準かつ再エネを除く一次エネルギー消費量20%削減に適合するもの)=補助額100万円/戸、②高い省エネ性能等を有する住宅 (認定長期優良住宅、認定低炭素建築物、性能向上計画認定住宅)は80万円/戸、③省エネ基準に適合する住宅 (断熱等級4で一次エネ等級4以上を満たす住宅)は60万円/戸、 等を予定しているとのこと。

一方、リフォームは(1)開口部の断熱改修、(2)外壁、屋根・天井、床の断熱改修、(3)エコ住宅設備の設置、(4)子育て対応改修、(5)耐震改修、(6)バリアフリー改修、(7)空気清浄機能・換気機能付エアコンの設置、(8)リフォーム瑕疵保険への加入――に該当する工事が対象。ただし、(1)~(3)のいずれかの工事を含んでいること。
補助額は、リフォーム工事内容に応じて定める額で上限30万円/戸。ただし、子育て世帯・若者夫婦世帯は上限45万円/戸(既存住宅購入を伴う場合は60万円/戸)、安心R住宅の購入を伴う場合は上限45万円/戸、とのこと。

正直言えば、これで子育て世代の新築やリフォームが増えるとは思わないのですが、自然界のCO2ゼロ・脱炭素化は 地球温暖化対策の軸ですから 必要です。しかし その実現のためには 住まいへの大きな投資が必要になります。つまり 補助金をもらうためには工事に掛かる費用も増額になります。
でも 自然界ののことは 近い将来、大きな問題になるので 次の世代のためにも 考えておきたいことですね。

子育て世代の住まいを 『住・食・衣から考える』

これからの未来の子どもたちをどう育てていくかを 住まいという環境を通してできることから考えています。

住まいと子育てって どんな関係あるの?
そんなに大切なこと?

1日の中で子どもが過ごす時間は 学校や保育園を除けば  家庭つまりは自宅が一番長いのです。その環境は 子どもたちに与える影響がとても大きく、大切なことです。

子どもはもって生まれたものより 育て方で大きく変わるものです。

子どもは日々、驚くほど成長しています。
記憶も体力もできることも びっくりするくらい増えて変化しています。
親であれば 日常生活の中でもいろいろ気づいて 喜んだり慌てたりしていることも多いのではありませんか?

しゃべり方ややることが 親に似てきたり、いつの間にか その家のルールに従って その家の環境を受け入れているのです。
自分の家が あたり前であり普通なんだと子どもは思って成長していくので 親としては 少し焦ることもありますよね。

そのくらい子どもは 置かれた環境になじみやすいのです。

親が与えた環境で成長していくのです。
でも その環境が親自身が何も考えていない環境だとしたら…

柔軟でなんでも吸収していく子どもは そのままを受け入れていることを 忘れないでください。

例えば、子どもの頃 壁に掛かっていた何気ない絵でも 子どもにとっては色彩から構成からその他のすべてをありのまま記憶して ずっと覚えていくのです。 

良し悪しではなく 子どもにとって住まいという環境が与える影響力が いかに大きいかを知っていて欲しいのです。

そして そこで営まれる暮らしが 大人になってからも影響があることを知っていて欲しいのです。

そんな住まいの中で 営まれる 『食』・『衣』も 『住』という暮らしに深く関係していきます。

忙しく働く親にとって 手をかけずに子どもがイキイキ育つ『衣』『食』『住』を考えた住まいを 『住』を中心にして書いていきたいと思います。