小学1年生の準備!市販の机や収納棚は好きではない!「あったらいいね」の机・整理棚・収納棚を考えるプロジェクト「アプリファニチャー」進行中!

「子どもが小学生になる」
まずは どんな準備が必要だと思いますか?

もうじき小学生になるお子さんがいる方は その準備を考えると思います。
今どきの小学生には どんな準備がいるのだろうかと 迷われている方も多いのではないでしょうか?

一般的に 日本では 年長さんの年齢の秋頃に 通学予定の公立小学校から 入学までに必要なことの説明会の案内が来ます。私立の小学校も 入学が決まっていれば、同じころに案内が来ると思います。
学校側が必要という準備は 通学予定の学校に合わせて準備すればよいでしょう!

しかし 学校生活ではなく 小学生になって暮らす自宅の準備はどうされますか?
机をどうしようか、ランドセルを掛けるところをどうしよう、教科書置き場は?など…
実は 小学生になる子どもの家庭での準備は よく分からないという方が多いのです。

特に共働き家庭だと 日々の生活は 仕事と家庭の往復でいっぱいいっぱいのはず。
小学生になる準備のために ゆっくり考えて、自宅を整えている時間的余裕などはありません。

とりあえず 子どもが小学校に入ってすぐに困らないように置く場所のコーナーくらいは作っておこう。そして ひらがなくらいは教えておこうとか、ちょっとしたお稽古事を始めさせておこうか、というようなとりあえずの考えを進めておくことはあるようですが…

家の中の準備はどうされているのでしょうか?
学校から持ち帰るランドセルやピアニカや体操着、宿題やお知らせの紙類、など、毎日たくさんのことや物が増えていき溢れかえる日々になります。こどもを自立させたいと思っても、自分のことを完璧にできる小学1年生などはいません。親のやることが急に増えるのは 目に見えています。

子ども自身も 慣れない小学校に行きはじめ 自宅に帰ってきても やらなくてはならないことがいろいろあるので 慣れるまでは大変です。子どもにとって小学生になることは、精神的にも体力的にも 大学生が社会人になる以上に疲れることかもしれません。

そこで 少しでも親に頼らず 自分でできるように 子どものための 分かりやすい環境を作っておいてあげることも大切になります。

帰ってきたら どこに何を置いて 宿題をしたり お手紙を渡したり 明日の準備をしたり、子ども一人でもわかるような環境を作ってあげる、または一緒に考えてあげることで
精神的にも安心するのだと思います。

しかし、それでなくても共働きの忙しい親たちにとっては 全てが教育につながることと分かっていても大変に感じるものです。どうしたら 無理なく良い子育てができるかを考えると思います。

例えば
子どもが一人で片付けられる整理棚があったらどうでしょうか?
リビングのインテリアにもマッチした違和感のないおしゃれな整理棚。
大人が一方的に与えたものではなく 子ども自身も一緒に考えながら収納できる棚。
その棚の材料は 自宅のインテリアにもマッチしている。
こどもの力で移動できる手軽さで 場合によって好きな場所におけるものだったら…
ずっと活用できたり転用できたりして 使い捨てではない応用が利くSDGsのサステナブルな棚や机。
そんな小学生のための整理棚や机を ただいまアキ設計は考案中です。
その名は『アプリファニチャー』です。応用が利く家具です。

子ども自身が 自分が使うものを自分で考えるという経験。
応用から生まれる非認知能力を高める、そんな家具ができたらいいですね^^

アキ設計は 共働き家庭の働くママを応援してきました。これからも 子育て中の家庭での暮らしを考え、建築設計や家具を通して 子育ての在り方を熟考していきます。

私自身も 長年、好きな仕事をしながら、子育てして来ました。
子育てと自分自身の仕事や夢は 必ず両立します。働き方がいろいろになった今の時代です。まずは 両立させたいと思うことから いろいろな考えが生まれるものです。

夢は小さければ 小さな夢しか叶いません。
夢が大きければ 例え半分しか叶わなくても 小さな夢よりは大きく叶うと思います。

親の夢も叶えながら 親の働く姿を見せながら 子育てをすることはとても大事です。
私自身は 今までの自分の経験を価値化することが 私が今できることだと思っています。
子どものためだけではなく 親のことも考えて これからも『あったらいいね』をつくり続けていきたいです。








自己管理ができている人が生き残る時代。強い人でもなく頭が良い人でもない!


昔から ダーウィン説と言われている
強い者が生き延びたのではない。変化に適応したものが生き延びた」という言葉。 
変化の激しい今の時代こそ 実感することが多いのではありませんか。


先日、80歳後半の知人が亡くなりました。
その葬儀でいろいろ考えされました。
亡くなった方の友人は 80代の人たちがほとんどです。
葬儀が 久しぶりに再会した集まりになったようです。

同じ80代でも 元気に歩ける人と 杖が必要な人、
全く歩けなくて参列にさえ来られない人等
それぞれ身体的に見ただけでも 大きな違いがありました。

また 今も仕事をしながら若い人と毎日会っている人、
既に退職して自分時間がたっぷりある人、
話をしていて 精神的な違いも大きく異なっていました。

同世代の会話は 悩みも行動も似ています。
だから 同じ世代といると 気持ちはラクです。
でも 会話に広がりがなく 世の中の知らないことが増えがちでもあります。
特に年齢を重ねるほど 世の中の変化についていくことは
大変だと感じるようになるものです。

しかし いろいろな世代と行動して 
互助の精神で お互いに足りないことを助け合いながら
世の中に適応していけば 変化も受け入れられるのかと
彼らの違いを見ていて 私は つくづく思いました。

生きるとは ただ寿命を延ばせばいいのでありません。
楽しく心も元気でなければ つまらないと思います。
「自分らしく生きる」
どのように生きていたいのか?
80代の方たちを見ながら思っていたのですが
それを考えることは 年齢に関係なく大切だと思います。

私は「住まいの設計」という仕事を 長年にわたりやってきましたが
依頼者に必ず聞くことがあります。
「どんな暮らしをしていたいと思ますか?」
激しく変わる今の時代だからこそ 
どうありたいか、何を大切にしていたいか?を
自分の中に しっかり持っていて欲しいからです。

それがいくつになっても
幸せを感じる軸になると思います。

その軸を基に自己管理をして 時代に適応していくことが
世の中の動きに振り回せられず
自分らしく生きていくことができるのだと思います。

人生の先輩たちを見て
改めてどう生きていたいか、
自分らしく生きる自己管理ができている人が
幸せに生き残る時代だと思いました。




女性だけの建築設計事務所「アキ設計」への変わらぬ想い!

女性だけの建築設計事務所「アキ設計」をなぜ作ったのか?
そして 
ずっと変わらない私の想いとは?


2022年で弊社は創業35年になりました。
私自身が33歳の時、パソコンもなく携帯電話もない時代に
まだ1級建築士としての実力もそれほどなく顧客もいない中、
たった一人で 建築設計事務所を横浜駅前に開設しました。

そのころ、私の置かれていた状況は
サラリーマンの夫と幼い子ども2人、家族4人の核家族世帯。
まだまだ男性ばかりの建築業界で、皆と同じように常勤で働くことは
幼児二人の子育て中の私にとっては 容易ではありませんでした。

でも 小さい頃からの夢であった建築士としての仕事を続けたいという思いは
ずっと強く持っていました。

『家族を大切にしながら、自分の仕事としての夢を叶える。
子育ても楽しむ! 妻であり母であると同時に 
一人の女性としての幸せも大切にして暮らす。
一人の社会人として社会にも貢献できることに関わる』
私は そうありたいと思っていました。

子どもを育てながらも、自分がやりたい仕事をするためには
どうしたらよいかと考えた時
建築業界で子育てをしながら
建築士としてプロフェッショナルな仕事で働いている女性は
私の周りには誰もいませんでした。
そこで 自分のために 新しい形の建築設計事務所を作りました。

そして 私は子育ても 家事も 趣味も楽しみながら 
好きな仕事を自分のペースで続けることができるようになりました。
 
しかし 私が独立して20年近く経っても 建築業界の働き方は全く変わらず、
女性建築士にとって 家庭との両立は大変なままでした。
そこで私は 自分のこれまでの建築事務所を法人化し
女性建築士が働きやすい建築事務所に作り直しました。

週休3日で 平日にお休みをとる事によって
銀行や郵便局・病院など 主婦の用事をスムーズに済ませ 
子育て中でも 自分自身の勉強できる時間を確保できるようにしました。
子育ても仕事も 社内でシェアすることによって
会社として対外的に迷惑が掛からないように協力できる環境を作りました。

家庭を持ち ずっと働き続け、子育てや介護をし、人と関わりながら楽しむ、
という私の日常の暮らし方が 自分自身の住まいにも 表れました。 
住まいは その人、その家族の「生き方」そのものが表れます。

ママになっても 
個人のスキルを活かしながら、社会に還元し働き続けることはとても大切です。

目指す子育てをしながら その意欲や能力を社会に貢献できる女性になって欲しいです。

そして 人間らしく人と関わり合いながら
仕事も暮らしも助け合って 笑顔の素敵な働くママに なって欲しいと願っています。
そんな働くママたちを住まいからずっと応援しています。

アキ設計にいるスタッフたちは
家庭を持ち 子育てをしている働くママたちです。
建築士であり、インテリアデザイナーである育児中のママたちが
社会のために働くママのための住まいを提案しています。

核家族化が進み 寿命が延び シニアのご夫婦だけの家庭や
共働き世帯が増えています。
しかし 女性が幸せな家庭は その夫や家族も幸せになると思います。
だから 「住まいを楽しむ、女性を楽しむ」を大切にして
自宅を活用した新しいライフスタイルから、
多様な生き方をこれからも応援していきます!

大学から賞を頂きました

2022年12月、今年も残りわずかになった時に
私は 母校の武蔵野美術大学建築学科から
第7回長尾重武賞を頂きました。

作品のほとんどが若い現役の建築家たちの中、
シニア世代の私が
研究者であり武蔵野美術大学の学長であった長尾重武名誉教授に選出され
受賞になったことは とても光栄な事です。

受賞作のテーマは
『暮らしとこころに風を入れる「家開き」術』

拙著の書籍タイトルですが
私自身の今までの『家開きの事例』が評価されたようです。

建築を通して 社会性ある活動と研究がテーマだったので 
私の活動が認められて とても嬉しいです。

しかし この賞の趣旨は 
建築家のこれからの可能性を高めるためのものだそうです。

そんな中、私のようなシニアが受賞することの意味を考えています。
長年の経験を活かして 
まだまだ頑張って社会の役に立つ事をしろ、という事なのかと思っています。

今回の受賞にあたり
長尾先生はじめ多くの大学関係者が御尽力くださった事に
深く感謝しています。

2023年1月の開催される表彰式に 出席させて頂ける事は
私のシニア時代の新たな1ページの始まりになると思っています。

長尾重武名誉教授 Wikipedia

子育て世代の働く親にとって必要な日々の考え方 !

子育て世代の暮らし方を日々考えている建築士です。
私自身はシニア世代ですが 
孫と同居して暮らしているから 日々いろいろ感じています。

先日、朝早く 私の娘(孫の母親)は
WHO(世界保健機構)の仕事で 海外出張に出かけました。
5歳と8歳になる男児の孫たちは またママがいない生活がしばらく始まりました。
子どもたちにとって このような親のいない生活は 親が離婚してから もう4年になりました。そして 私も祖母として孫の全てのことに関わる日常生活と 自分自身の仕事で 多忙な日々を送ることにも かなり慣れてきました。

娘はシングルマザーになってから パートナーに遠慮することもなくなり 自分がやりたい仕事を伸び伸びできるようになった反面、子どもとの時間が限られてしまうことを ずっと迷いながら仕事をしています。
 現在 感染症の仕事をメインにしている医師である娘にとって この予想外のコロナ禍で 人生が大きく変わりました。本当は もっともっと子どもとの時間が作れるはずだと思っていたからです。
しかし 娘は 国の責任ある仕事をする立場になって 優先順位を選択することになった時に 自分の子どものことは私の多大な協力を得られることも考慮した上で 多くの人の役に立つやりがいある使命を選びました。 私自身も 娘の立場を理解して できる限りの応援することにしました。

それからもコロナ状況は終わることなく 丸3年以上続いています。 
私自身も 歳を重ねてきて 応援しつつも体力的に辛さを感じることも多くなりました。
なにしろ やんちゃな男児二人、自由気ままに育っているのですから 小さな問題ならば常におきています。

そこで私自身も いかに手を掛けずに 孫育てができるかを より考えるようになりました。
私も 働きながら我が子たちを育ててきた経験はありますが 時代は変わりました。
今の子どもに求められるものを しっかり考えながら 孫を育てていこうと思っています。

もちろん どんな経験をさせたいか、どんな大人になって欲しいか等は まずは親が考えることです。

祖母である私は あくまでもサポートです。
しかし サポートの仕方も 親が考えていることに準じることが大切です。
だからこそ 今の働きながら子育てをしている人のためが求めるものを 形にしていきたいのです。

親が忙しく働いているときは 子どもは寂しさを我慢しています。
特に海外出張のような何日も親と会えなくなる時は 言葉にしなくても 子どもがじっと耐えていることは分かります。しかし そういう経験も大切です。
そんな時だからこそ 忍耐力、人に頼ること、自分の安心できる居場所、簡単な食事は作れることなど 日常とは異なる時の「生きていく心構え」を教えておきたいと思いました。
親が常にそばにいなくても 子どもが安心して自立できる環境を整える。
家庭の中でできる環境を整えておくことです。

子どもにとっては 毎日が新しい学習です。
あらゆる場面が学習です。
生活という日常で経験することを ひとつひとつもっと大切に考えて欲しいですね。
毎日の暮らしを有意義にするために ソフト面でできること(声掛け・話題等)や ハード面でできること(置いておく家具や動線、収納、自然とのかかわり等) 暮らしの周りに付いてくるものすべてを 常に考えていたいものです。 
だから 子育て世代にとって住まいは教育』なのです。

住まいの中に当たり前にあるものを 一つ一つ再考しながら
必要な形にして これからも提供していきたいと思っています。

週休3日は 正社員のまま成立させることが重要!仕事で一番大切な事は やりがい!

働く子育て世代を応援しています。
だからこそ 週休3日の働き方は 必要なのです。
時短で働くのではなく しっかり正社員として働き
週休3日にすることが大切です。

弊社は 創業時から ずっと 週休3日の会社です。
自分自身も スタッフたちも 子育て中だったからです。
時短にしたり 働く日数をそれ以上減らすことには 仕事の効率から賛成はできませんが 正社員でフルに働き 週休3日にすることは大切だと思っています。

それは 時短で働くと 仕事を深く吸収することが遅くなるからです。
仕事をどんどん覚えて 新たな自分の成長を感じながら
自分の可能性を知ることは 働き甲斐につながります。
また仕事を依頼する側から見ても 時短の人には全部は任せられるない、重要なことは任せられない、という不利な印象を与えがちになることも事実です。
せっかく頑張っているならば 働きがいが得やすい環境を自分自身でつくることも大切になります。

仕事を何のためにするのかは 立場や年齢などにもより 人それぞれです。
例えば
1.自分の生活費を稼ぐため
2.家族のため、誰かのために必要
3.やりがいや楽しみがあるから
4.ローンを借りたり結婚のために社会的信用が必要だから
5.研究等 自分だからできる仕事があるから
6.単に働くことが好きだから
7.将来の不安を解消するために蓄えるため
8.夢を実現させるため
9.ボケないため
10.規則正しい生活を送る時間管理のため
11. 体力を維持するため
等 [働く]という事には いろいろな理由があると思います。

でも子育て世代は お金のためだけではなく 自分自身を向上させるためにも
自分の関わる仕事を大いに活用して欲しいのです。

⇈ 2022年7月末の 週休3日の大手企業の取り組みが日経新聞に掲載されました。

まだまだ 国が思うほど 週休3日の会社は増えていませんね。
しかし 人は休みが増えることにより お金以上に 心の余裕が生まれている、ということが確かであることは 分かってきました。

現在では 平日でなければできないこと(病院・郵便局・銀行・役所等)も
ネット活用で かなり自由度は増してきましたが まだまだ 平日をお休みにする利点は たくさんあります。

働く親にとって 子どもが学校に行っている間の自分時間は 特に貴重になります。
子育てしている親の心の余裕は 子育てには欠かせないからです。
親の心の余裕のなさから生じる子育て放棄、子どもへの虐待等の問題もあります。
伸び伸びと育つ未来のこどものためにも 平日をお休みにする週休3日は 働く子育てには 絶対必要だと思っています。

日本は、高度外国人からは 選ばれない国? 世界で必要とされるスキルを身に付けよう!

お子さんがいる親御さんならば
我が子が成長した時に役立つことは何だろう?
自分の子どもが今、何を身に付けておけば良いのか?
どんな体験をさせておけばよいのか?
と考えるはず!
そして 迷いますよね。

これからの時代に必要となるだろう具体的な能力やスキルを示すことが
今働いている方、これから働き手になる学生やこども、教育機関等、
それぞれが 目指す方向性が見えるのかもしれません。

こうした問題意識から、令和4年5月に経済産業省が出したデータは
具体的に目指す能力やスキルを示したもので
これからの子育てを考える上で とても大切だと思いました。

https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/mirai_jinzai/pdf/20220531_1.pdf
https://www.mof.go.jp/pri/research/conference/fy2017/inv2017_04_02.pdf

次の社会を形づくる若い世代に対しては、
「常識や前提にとらわれず、ゼロからイチを生み出す能力」
「夢中を手放さず 一つのことを掘り下げていく姿勢」
「グローバルな社会課題を解決する意欲」
「多様性を受容し 他者と協働する能力」
が必要とされるのです。



現在は「注意深さ・ミスがないこと」、「責任感・まじめさ」が重視されるが、
将来は「問題発見力」、「的確な予測」、「革新性」が一層求められる。

とのこと。

まさに そんな時代に向けて
これからの子どもに 何が必要なのか?

忙しく働くママたちは
そういう子どもに育って欲しいと思うときに
何が必要だと思うのでしょうか?

私は 基本は「子どもには ワンパターンの生活をさせないこと」
だと考えています。
毎日、同じことばかりをさせない。これを あえて意識することが大切です。
子どもの吸収力はものすごいです。
いろいろなものを吸収します。良いものも悪いものも。

だからこそ ワンパターンの生活をさせないこと、
いろいろな経験をさせることが必要なのです。
子どもの視野を広める経験を 毎日の生活の中、住まいの中でもっともっとさせること。
新たな発想、情報収集力、的確な予測力、客観視力、言語力、柔軟性等を身につけさせることを考えながら できることを 毎日の暮らしの中で試みることです。

具体的には

例えば
毎日 同じ人(家族だけ)とだけ  同じ言語だけを使って 会話をして 
同じテーブルの位置に座って
同じ人と 一緒に食事をして
同じようなものを食べ 同じ場所で寝る生活はさせない。

いろいろな人種、いろいろな世代、いろいろな職業等の人と会話して
いろいろな場所で いろいろな味のもの(いろいろな国の味等)を
いろいろな人と一緒に食べる機会を作る。
どこでも寝られる。誰とでもいっしょに過ごせることに慣れさせる。

そのためには どうしたらよいか?
それをこれから具体的に伝えていこうと思います。







コロナ禍の経験! 困った時に分かる 人との関わり・つながり

2022年も もう半分が終わろうとしています。
月日が経つことは 本当に早いですね。

私が 現在の自宅に住み始めてから9年が過ぎました。
コロナ禍以前までに この我が家に来てくださった方々は
延べ人数で1000人は越えています。

『家開き』という形で 7年間に開催した我が家でのイベントは 
多種多様でいろいろありました。

毎回30人近い参加があった素人の音楽発表会は 5年間で10回開催できました。
その他にも  近くの大学生による落語会、秋田出身のお施主様によるきりたんぽ鍋会、ソムリエが開催するワイン会、ピアノ伴奏付きのプロの朗読会、ジャズ会、ヨガレッスン、勉強会、料理パーティー、川崎パパ塾、そして 夫や自分の学生時代の同期会、様々な祝賀会、親族の集まりなど 繰り返し開催されるイベントも多々ありました。
そういうイベントには 次第に 自分や家族も参加することが普通になり いろいろな人とのいろいろな形のつながりが生まれました。 

自宅に こんなにもたくさんの人が来てくれて 楽しいひと時や幅広い人脈の方々と過ごせたことは 自宅を建てた時には思いもしなかった幸せを得た感じでした。

しかし、コロナ禍ですっかり 人が集まれなくなりました。
その上、私自身が転倒から怪我をしてしまいました。
私は 食事が上手くできず 歩けない状態になってしまい、全く外出できなくなったことも重なって 家族以外とは ほとんど人と会わない生活になっていました。

しかし こんな状況の中でも 今まで築いてきた人とのつながりは活きていました。

怪我した時には 
いろいろな方からの励ましの手紙やメッセージをもらい、援助され、
思いがけないお見舞いから 元気を頂ける機会がたくさんありました。

コロナがだいぶ落ち着いた最近では
『また我が家に来たい』というオファーを頂くことが多く とても嬉しく思っています。

このコロナ禍という期間は 今までと異なるいろいろな経験と考える機会を与えてくれたように思えます。

人は急には親しくなれないこと、
信頼関係を築くには オンラインだけではなく 直に会うことのとても大切さであることを 改めて確認しました。

コロナ禍の世の中が もう少し落ち着いてきたら 
またぜひ『家開き』をしたいと思っています。

そしてまた皆さんにも 『家開き』してほしいと思います!


この不確実な時代に 一番大切にすることは? ~ 10年経っても変わらない心を磨こう~

2022年、新しい年がやってきました。思い返せばこの2年、コロナに振り回された激動の日々でしたね。全ての人がマスクをつけて生活し、外食も旅行にも行けなくなる。学校の授業、会社の会議、採用面接試験など 全てオンラインのネット越し。人と気軽に直接会えないばかりか 大声出して笑うことも躊躇しなくてはならない。2年前のお正月の時に、誰がこんな状況を想像できたでしょうか? 今回のコロナのことを誰も想像できなかったように この先のことも誰にも分かりません。1年後、5年後、この先何があるか分からない。そんな不確実な状況下では、誰もが不安な気持ちになります。次から次へ時代は変わり、流行りものも変わっていく。そんな中、今の日本は世界からどのように見られているのかを知っていますか? 

 174カ国からの外国人居住者調査の「インターネーションズ」2021年版によると「外国人が住みたい、働きたい国」ランキングで 日本は世界59カ国中54位。海外駐在員の生活調査レポート(2019年)では、33カ国中32位。生活費や給料がずっと上がらないので「生活環境」は世界54位でワースト6位だそうです。今の日本は、世界の中で評価が下がり続けています。私はとても残念に思います。未来の子どもたちに残したい日本であるためには 日本で育っていくこれからの世代に何を残して、何を伝えておくことが必要なのでしょうか?

 未来を逆算して物事を考えることはとても大切なことだと思っています。しかし 私は、今は どう変わるか分からないことを考えるより「この先も変わらないこと」を考えることが より大切になってきたと感じています。ますますグローバル化する社会の中では 人とのつながりが より大切になります。身心共に健康であり活力を失わずいることも大事です。だからこそ、これからの世代には 世界で通用する強いメンタルを持って欲しいと思います。そのためには 核家族化した小さな家族単位の子育てでは限界があります。広い視野を持ったたくましい世代を育てるためには、子どもの環境がとても大切です。環境とは場所だけではなく、一緒にいる人や会う人です。私は 住まいを通して これからの子どもたちに必要なものを形にしていきたいです。そして 子どもたちに多様な人と会っていろいろな経験をしてもらいたいと思います。

 私自身の人生も「あれもこれもやりたかった」と悔いるのではなく「あれもこれもやって良かった」と 失敗や無駄なことも楽しめる自分でいたいです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

子育て世帯の省エネ住宅取得に補助!  補正予算額は542億円!

国土交通省は2021年度補正予算案に、「こどもみらい住宅支援事業」を創設して 542億円を盛り込んだそうだ。子育て支援と2050年カーボンニュートラルの実現のために、子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能がある新築住宅の取得や住宅の省エネ改修等に補助をするとのこと。

補助対象は補正予算案閣議決定日(2021年11月26日)以降に契約を締結し、事業者登録(2022年1月開始)後に着工した新築・リフォーム。新築住宅の場合は延べ床面積50m2以上で、①ZEH、Nearly ZEH、ZEH Ready、ZEH Oriented (強化外皮基準かつ再エネを除く一次エネルギー消費量20%削減に適合するもの)=補助額100万円/戸、②高い省エネ性能等を有する住宅 (認定長期優良住宅、認定低炭素建築物、性能向上計画認定住宅)は80万円/戸、③省エネ基準に適合する住宅 (断熱等級4で一次エネ等級4以上を満たす住宅)は60万円/戸、 等を予定しているとのこと。

一方、リフォームは(1)開口部の断熱改修、(2)外壁、屋根・天井、床の断熱改修、(3)エコ住宅設備の設置、(4)子育て対応改修、(5)耐震改修、(6)バリアフリー改修、(7)空気清浄機能・換気機能付エアコンの設置、(8)リフォーム瑕疵保険への加入――に該当する工事が対象。ただし、(1)~(3)のいずれかの工事を含んでいること。
補助額は、リフォーム工事内容に応じて定める額で上限30万円/戸。ただし、子育て世帯・若者夫婦世帯は上限45万円/戸(既存住宅購入を伴う場合は60万円/戸)、安心R住宅の購入を伴う場合は上限45万円/戸、とのこと。

正直言えば、これで子育て世代の新築やリフォームが増えるとは思わないのですが、自然界のCO2ゼロ・脱炭素化は 地球温暖化対策の軸ですから 必要です。しかし その実現のためには 住まいへの大きな投資が必要になります。つまり 補助金をもらうためには工事に掛かる費用も増額になります。
でも 自然界ののことは 近い将来、大きな問題になるので 次の世代のためにも 考えておきたいことですね。