家開きの形はいろいろ【下宿にする~異世代交流から生まれる新たな絆】

私が「家開き」を勧める理由の一つに
異世代の互助の必要性を挙げています。
家開きの異世代交流で 最も分かりやすい事例は
シニア宅での学生の下宿かと思います。

シニアにとっては 年金の足しになる収入があり
学生にとっては 低料金で住まいが借りられる。
暮らし方は 当事者同士の関係にもよりますが
相手を思いやることによって
互いにデメリットよりも
多くのメリットが生まれる可能性が高くなると考えられます。

地方から出てきた学生のワンルームマンションでの一人暮らしは
近隣との関係はなく孤独でセキュリティ面も不安になりがち。
そして学生の親からすれば、毎月の仕送りの経済的負担を減らし
見守る人がいてくれる暮らしをしてくれていた方が安心です。

フランスの パリソリデール(La Paris Solidaire)のような
若者と高齢者が一緒に生活するホームシェアの考え方は
日本の単身世帯数の増加による問題解決の
ひとつのヒントにもなるとも考えています。

独居や夫婦だけで暮らす高齢者の孤立化は
今後一層深刻な問題になるでしょう!
他人事のように思っていたら 急には準備はできないのです。

異世代交流というと
何やら大袈裟に聞こえるかもしれませんが
シニアのお宅で 近所の小学生が一緒に囲碁をしたりするイメージを
思ってもらうと 異世代交流も小さなことからスタートできそうですね。

自分のできることをして相手を応援したり、
お互いにサポートしあうことが大切です。
つまり お互いに相手がいることで
お互いが必要な立場になる関係なのです。

ただ 交流する上で大切な事は
1回だけやって終わりではなく 継続することで
お互いに信頼関係を築いていけることにあると思います。

そういう意味で
大学生の下宿は異世代交流の家開きとして
互助の関係を築きやすく
下宿という形がまた増加している事は良いと思っています。

実は最近の調査によると
高齢者の60%近くが若い世代との交流を望んでいるそうです。
しかし若者は自分の人生を生きることに精一杯で
「親だけで充分、他人のシニアとまでは関わりたくない」
というのが本音のようです。
しかし それは若者が年寄りの面倒を見ると考えている場合のようです。

つまり お互いに互助の関係というメリットの信頼が築けていたら
考え方はちがってくるのです。

下宿生活をうまく活用している若者は
大いにシニアに助けられ 自分も助け感謝される関係を
上手に築いているようです。

住めば都?自分の住んでいる地域に関心を持つと楽しい~!

私は
自分の住んでいる町の
小学校の予定を時々確認しています^^

我が家には 小学生はいません。
だから 小学校の行事は
私には全く関係ありません。
でも 地域の子どもたちの行事は気になっています。

それは 毎朝 たくさんの小学生たちが
我が家の隣にある公園を 通り抜けて
遊びながら楽しそうに学校に行く姿を見ているからです。
そして 小学校が毎月発行しているお便りが
回覧板でも 回ってくるからです。
また、弊社のスタッフたちの小学生の子どもたちの行事も
こんなことがあるのかなぁ~と思いながら
スタッフの家庭の状況も考えたりします。

町内会の行事や様子を知ると
年齢や年代別によって こんな行事があるんだなぁ~と
改めて地域に親しみがわいてきます。

地域の小さなことを知ることは
地域に関心を持つことで
その街の住民として 
地域と関わる一歩のような気がしています。

そして住民を知り挨拶を交わせるようになることから
安全な町や助け合える関係が生まれるのだろうと
つくづく思っています。
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有料老人ホームを考えている人に「家開き」を勧めるわけ

「自立の方でも 介護が必要な方でも
アクティブな暮らしをもう一度実現しよう〜」
そんなキャッチコピーの住宅型有料老人ホームの広告があった!

老後を考えての住み替え場所に
有料老人ホームと言う選択肢がある。

老人ホームらしくではなく
まるでマンションのような
ホテルのような暮らし、そんな有料老人ホーム!
健康への未病プログラムも付いていて
コンシェルジュまでいる。
本当に至れり尽くせりの優雅な暮らしが想像できる!
その上  学ぶこと、ときめくこと、新しい自分に出会う喜びがあります!との事。
「大切な家族の一員であるペットも連れてきていいのです」と言う!

夫婦だけだったら 約60平米位の部屋があって〜
都会から離れた景色も抜群!
そんな老人ホームならば 安心かと思う人は多いのだろう。

この老人ホームに入るためには
いくらお金があればよいのだろう?

「そう、自分の家を売れば買えるはずね、
夫婦2人だけの生活だし ちょっと体が不自由になってきたので
これ以上、夫にも子どもにも迷惑をかけたくないわ。
この海が見える素晴らしいところに2人で入りましょう!」
そう妻が言って ご夫婦は自宅を売って
高級な格式ある有料老人ホームに入った。

まだ充分自立ができている人だったけれども
もしも介護が必要になったときの先々のことまで
考えて入ったのだけれども
あれから3年、思ってもみない状況になってきた。

夫婦は やがて妻が他界して
夫だけのお一人様生活になった。

夫は何でも施設に頼めば やってもらえる受身の生活に慣れてしまい
コーヒー一つ自分で入れられなくなっていた。

景色は良いけど〜
働き盛りの子ども家族が来るには
遠い場所だった。
すっかり孫にも会わなくなった。
たまに来る親族や友人も
お客様みたいな感じになってきて
長居はしないで帰って行く。

老人ホームなので、建物の中は
どこを見ても 老人ばかり!
同じメンバーが 毎日同じ場所の椅子に座って
同じ様な内容のテレビを見ている。
異世代の自然な交流は全く無い!

気がつけば 毎日単純な生活で
自分から外出する元気も意欲もなくなってきていた。

久しぶりにきたわが子が 異変に気付き 病院へ連れていった。
健常者だったはずが いつの間にか 認知症になっていた。

人によっては こんな可能性があることは
入居前に考えれば想像がつくのだが
現実を見てから知るまでは 中々気がつかないものなのである。

私は 同じように
私がリフォームしたお宅のお客様に
良かれと思って 老人ホーム入居のために
ご自宅を売却するお手伝いまでしてしまったことがある。

身体が元気なうちから
至れりつくせりの生活をさせてしまった。
ご家族が決めたことですが
老人しかいない老人ホームにいれてしまった。

人は いろいろな世代と
コミュニケーションを取る必要があると分かっていたのに・・・
人は いくつになっても
生きがいを求めていると分かっていたのに・・・

だから 今の私は
まずは「家開き」という
自宅から始められる老後の準備から考えてもらっている!

「家開き」は ずっとしていなくても良いもの!いつやめても良いものです!

家開きができる家は それ専用に設計されてできている場合もあります。
しかし 完全な「家開きができる住まい」だけにすることは
良くないと 私は考えています。

応用が利かないようになってしまっては
人生100年の間に 住まいの形を大きく変える必要が出てきます。

人の気持ちや健康は 年齢や環境によっても変わります。
その変化が生活スタイルに表れ
リフォームしたり住みかえたり建て替えたりするのです。

ですから 住まいをそれだけにしか使えない、
応用できないものにしてはいけないと思っています。

住まいは 人生で一番高い買い物です。
少しの手を加えることで
また新たな暮らし方ができるように
考えて作っていきたいですね。

家開きは
自分がやりたいときにやり
自分がやめたいときにやめる。

そういう造りになっていることが大切なのです。

認知症の予防にもなる家開き

認知症の備えをどうするかということで
最近では 認知症に備える保険や貯蓄商品、
もしもの時の信託相談等に関心を持っている方が
とても増えてきているそうです!

しかし その前に
まずは認知症にならないためには
どうしたらいいかを考えることの方が先だと
私は思っています。

頭を使う
会話をする
刺激を与える
身体を動かす…

そういうことを心がけた備えを
自然にとりいれた暮らしをすることが
いいと思います。

それには
人と常に関わっている事が一番です。

嫌な事も良い事も含めて
いろいろな変化に富んだ人との関わりが
大切になります。

いつも同じ慣れた人といるのでは
刺激はありません。
強制的にそういう機会を作った方が良いと思っています。

自宅に居ながら
人との関わりを持つ!
それが「家開き」です。

「家開き」は 認知症予防にも なるのです(^^)

わたし流の生き方、60点人生を楽しむ!

2019年、年頭に
私が今までずっと心掛けてきたことを再認識し
また新たな年のスタートを切りたいと思います。

人間は 1人でいくつものことが
そういちどにはできないものです。
あれもやりたい、これもやりたい、
あれもやらなければ、これもやらなければ、
と思う気持ちに せかされるけれども
1人の人間の力なんて たかが知れています。

1つの事だって
そう完璧にできるわけではないのですから。
それなのに いろんなことをやっていると
バラバラと どれも中途半端なものばかりになってしまいます。

天才画家とか天才音楽家とか言われる芸術家たちや
プロのスポーツ選手は
その1つのことを必死に練習したり描いたり
それだけのことを一生懸命やっています。
そしてそれだけのために努力をします。
だから天才と言われ また実力もつくのだろうと思っています。

能力が特別優れている人は別として
普通はあれもこれもと思う人間は
全てが中途半端なことになり
達成できないのかもしれません。

私自身はちょっと欲張りだと思う事がよくありますが〜笑
しかし  夢はいっぱいあって良いとも思っています。

一つひとつを叶えていきたいのですが〜
無理がなく自分の居心地が良い状態で叶えていきたいです!
だから 広く浅く 叶えていければよいのです!
その広さも深さも 人それぞれ違うでしょうが…

そういう意味では
私が常に思っている「60点目標の人生」は
結構居心地が良かったのです(^^)

妻として60点、
母として60点、
娘、嫁、社会人として60点・・・

なんでも60点人生は
気がラクなのです。

今年も 心穏やかに過ごせるように「60点目標人生」で
巾広く いろいろなことに挑戦していきたいと思います!

本年もよろしくお願いいたします。

ワンオペ育児やワンオペ介護にならないために シェアを意識する暮らし方

私が 「家開き」を勧める理由はいくつかあります。

その中でも特に 自分が経験してきた「育児と介護」で
ワンオペの大変さを家族だけで解決しないで欲しいという思いから
「家開き」の考え方を知って欲しいと 強く思っています。

ワンオペ(ワンオペレーション)という言葉をご存知ですか?
「外食チェーン店などで 夜間などの人手が不足する時間帯に
従業員を1人しか置かず全ての労働をこなす行為」からできた言葉だそうです。

この「ひとりで何もかもこなす」という状況が、
ひとりで仕事・家事・育児のすべてを回していかなければならない母親の
「ひとり育児」と似ていることから
ワンオペ育児」という言葉も生まれたようです。

そして 今では
家族だけの介護も 「ワンオペ介護」状態になりつつあります。
高齢化が進み 認知症等の介護が必要な親に
どう対応していけばよいのかも問題になっています。
少子化で兄妹が少ない中、子ども一人が仕事を辞めて
在宅して親の世話をすることも 珍しくなくなってきました。

しかし 私は
どんなことも ワンオペ(ワンオペレーション)は
本当に 良くないことだと思っています。
どんなに頑張っても必ず限界がきます!
特に精神的な限界から 体調までおかしくなる人がたくさんいます。
そして 家庭内事件に発展していく事さえあるからです。

だから 「家開き」を勧めているのです。
自宅に 家族以外の外の風(その住民以外の人)を入れて
心の風通しも良い状態にして欲しいと思っています。

もっと人の力を借りましょう!
ベビーシッターやホームヘルパーを活用しましょう!

費用が掛かるからという理由から踏み出せないならば
まずは週に1回、1時間だけからでも来てもらいましょう!
その解放感・安堵感をぜひ味わってください。
自分の心身共に体調管理するための必要経費と考えてください。

しかし もし費用のことではなく
他人を自宅に入れることに戸惑いや抵抗があって
「家開き」ができないからワンオペを続けていこう思うならば
それは 自分が変わらない限りは
その状態から抜けだせないということを知ってください。

「家開き」しない理由とできない理由は 違います。
もし 自分をワンオペの大変さから開放したいと思うならば
いろいろな角度から考え工夫する行動力が必要です。
気がかりな事を一つ一つ解決しながら
行動する勇気を持ちましょう!

「家開き」する勇気を持つと同時に
暮らし方を変えるためには 住まいに工夫も必要です。

家族が協力し合い、創る、居心地のいい住まいは
他人にとっても協力したくなり
助け合える家になると思います。
ホームヘルパーやベビーシッターが
喜んできてくれる住まいを目指しましょう!

一人で大変だと忙しがっている人は
なんでも自分がやらなければ誰がやるのだろうか?と考え、
基本的には 自分の思い通りにしないと気が済まないタイプ。
だから 全て自分が動いて やっている人が多いように思います。
人に任せることが 苦手な人なのかもしれませんね。

例えば 家庭での台所の食器の入れ方!
決めた食器の定位置が 自分のルール通りに入っていないと
自分が次に使う時に 使い勝手が違ってしまいます。
だから 同じようにしてくれないならば
自分で片付けた方が早い…と思ってしまいます。
でも そうなると いつも自分が食器を片付け
入れなくてはなりません。

誰にでも 分かりやすく
片付けやすい食器棚だったら どうでしょうか?
常に自分以外の人にも 分かりやすくしておくならば
きっと 外部からのホームヘルパーやベビーシッターも
頼みやすいかもしれません。

なんでも自分しかできない状態にすることは 避けましょう^^
他人に任せる、と言うことを意識しながら
住まいを考えておくと ラクな住まいになり
暮らし方も変わります!

ワンオペ育児やワンオペ介護にならないためにも
自分から心を開いて 人に頼ったり任せたり…
気楽に行動してみてください。