アキ設計オリジナル マスキングテープができました!


弊社のマスキングテープが出来上がりました。
どこにも売っていませんが ちょっと可愛いので お見せしちゃいます~(笑)


ところで 皆さんは マスキングテープって ご存じですか?
建築現場でよく使用されるもので、私たちの業界では必需品です。もともとは、内装工事や塗装工事をする時に 他の部分に はみ出てしまうのを防ぐための保護用のテープとして使われていました。養生テープに似ていますが 養生テープにはポリエチレン繊維が入っています。マスキングテープは、主に紙だけで出来ているので軽くて応用が利きます。どちらも粘着力が弱く、跡が残りにくいテープです。

剥がしやすい紙製であることからか 最近は お洒落な可愛いテープがたくさん販売されるようになって マスキングテープ自体の活用方法も変わってきました。
ラッピング用におしゃれに使ったり、手帳のメモ印として使ったり、写真や絵ハガキを壁に貼ったりと 工事現場ではないところで 見かけることがとても多くなりました。
弊社では お客様との打合せ時や現場の職人さんとの確認時に 大きさや高さを示すために使用したりしてきました。

そんな便利なマスキングテープを 弊社オリジナルで作ってみました。

工事現場で使うには ちょっと可愛い過ぎるかもしれないので 皆さんのご自宅で 使って頂けたら 嬉しいと思っています。

弊社までいらしてくださった方に 差し上げています(^^♪

この不確実な時代に 一番大切にすることは? ~ 10年経っても変わらない心を磨こう~

2022年、新しい年がやってきました。思い返せばこの2年、コロナに振り回された激動の日々でしたね。全ての人がマスクをつけて生活し、外食も旅行にも行けなくなる。学校の授業、会社の会議、採用面接試験など 全てオンラインのネット越し。人と気軽に直接会えないばかりか 大声出して笑うことも躊躇しなくてはならない。2年前のお正月の時に、誰がこんな状況を想像できたでしょうか? 今回のコロナのことを誰も想像できなかったように この先のことも誰にも分かりません。1年後、5年後、この先何があるか分からない。そんな不確実な状況下では、誰もが不安な気持ちになります。次から次へ時代は変わり、流行りものも変わっていく。そんな中、今の日本は世界からどのように見られているのかを知っていますか? 

 174カ国からの外国人居住者調査の「インターネーションズ」2021年版によると「外国人が住みたい、働きたい国」ランキングで 日本は世界59カ国中54位。海外駐在員の生活調査レポート(2019年)では、33カ国中32位。生活費や給料がずっと上がらないので「生活環境」は世界54位でワースト6位だそうです。今の日本は、世界の中で評価が下がり続けています。私はとても残念に思います。未来の子どもたちに残したい日本であるためには 日本で育っていくこれからの世代に何を残して、何を伝えておくことが必要なのでしょうか?

 未来を逆算して物事を考えることはとても大切なことだと思っています。しかし 私は、今は どう変わるか分からないことを考えるより「この先も変わらないこと」を考えることが より大切になってきたと感じています。ますますグローバル化する社会の中では 人とのつながりが より大切になります。身心共に健康であり活力を失わずいることも大事です。だからこそ、これからの世代には 世界で通用する強いメンタルを持って欲しいと思います。そのためには 核家族化した小さな家族単位の子育てでは限界があります。広い視野を持ったたくましい世代を育てるためには、子どもの環境がとても大切です。環境とは場所だけではなく、一緒にいる人や会う人です。私は 住まいを通して これからの子どもたちに必要なものを形にしていきたいです。そして 子どもたちに多様な人と会っていろいろな経験をしてもらいたいと思います。

 私自身の人生も「あれもこれもやりたかった」と悔いるのではなく「あれもこれもやって良かった」と 失敗や無駄なことも楽しめる自分でいたいです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

子育て世帯の省エネ住宅取得に補助!  補正予算額は542億円!

国土交通省は2021年度補正予算案に、「こどもみらい住宅支援事業」を創設して 542億円を盛り込んだそうだ。子育て支援と2050年カーボンニュートラルの実現のために、子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能がある新築住宅の取得や住宅の省エネ改修等に補助をするとのこと。

補助対象は補正予算案閣議決定日(2021年11月26日)以降に契約を締結し、事業者登録(2022年1月開始)後に着工した新築・リフォーム。新築住宅の場合は延べ床面積50m2以上で、①ZEH、Nearly ZEH、ZEH Ready、ZEH Oriented (強化外皮基準かつ再エネを除く一次エネルギー消費量20%削減に適合するもの)=補助額100万円/戸、②高い省エネ性能等を有する住宅 (認定長期優良住宅、認定低炭素建築物、性能向上計画認定住宅)は80万円/戸、③省エネ基準に適合する住宅 (断熱等級4で一次エネ等級4以上を満たす住宅)は60万円/戸、 等を予定しているとのこと。

一方、リフォームは(1)開口部の断熱改修、(2)外壁、屋根・天井、床の断熱改修、(3)エコ住宅設備の設置、(4)子育て対応改修、(5)耐震改修、(6)バリアフリー改修、(7)空気清浄機能・換気機能付エアコンの設置、(8)リフォーム瑕疵保険への加入――に該当する工事が対象。ただし、(1)~(3)のいずれかの工事を含んでいること。
補助額は、リフォーム工事内容に応じて定める額で上限30万円/戸。ただし、子育て世帯・若者夫婦世帯は上限45万円/戸(既存住宅購入を伴う場合は60万円/戸)、安心R住宅の購入を伴う場合は上限45万円/戸、とのこと。

正直言えば、これで子育て世代の新築やリフォームが増えるとは思わないのですが、自然界のCO2ゼロ・脱炭素化は 地球温暖化対策の軸ですから 必要です。しかし その実現のためには 住まいへの大きな投資が必要になります。つまり 補助金をもらうためには工事に掛かる費用も増額になります。
でも 自然界ののことは 近い将来、大きな問題になるので 次の世代のためにも 考えておきたいことですね。

子育て世代の住まいを 『住・食・衣から考える』

これからの未来の子どもたちをどう育てていくかを 住まいという環境を通してできることから考えています。

住まいと子育てって どんな関係あるの?
そんなに大切なこと?

1日の中で子どもが過ごす時間は 学校や保育園を除けば  家庭つまりは自宅が一番長いのです。その環境は 子どもたちに与える影響がとても大きく、大切なことです。

子どもはもって生まれたものより 育て方で大きく変わるものです。

子どもは日々、驚くほど成長しています。
記憶も体力もできることも びっくりするくらい増えて変化しています。
親であれば 日常生活の中でもいろいろ気づいて 喜んだり慌てたりしていることも多いのではありませんか?

しゃべり方ややることが 親に似てきたり、いつの間にか その家のルールに従って その家の環境を受け入れているのです。
自分の家が あたり前であり普通なんだと子どもは思って成長していくので 親としては 少し焦ることもありますよね。

そのくらい子どもは 置かれた環境になじみやすいのです。

親が与えた環境で成長していくのです。
でも その環境が親自身が何も考えていない環境だとしたら…

柔軟でなんでも吸収していく子どもは そのままを受け入れていることを 忘れないでください。

例えば、子どもの頃 壁に掛かっていた何気ない絵でも 子どもにとっては色彩から構成からその他のすべてをありのまま記憶して ずっと覚えていくのです。 

良し悪しではなく 子どもにとって住まいという環境が与える影響力が いかに大きいかを知っていて欲しいのです。

そして そこで営まれる暮らしが 大人になってからも影響があることを知っていて欲しいのです。

そんな住まいの中で 営まれる 『食』・『衣』も 『住』という暮らしに深く関係していきます。

忙しく働く親にとって 手をかけずに子どもがイキイキ育つ『衣』『食』『住』を考えた住まいを 『住』を中心にして書いていきたいと思います。















「お金持ちになる方法」を子どもに聞かれたら?

『お金持ちってどうしたらなれるの?』と、子どもに聞かれたら 
あなたはなんと答えますか?

お金持ちになることが幸せになる、というわけではありませんが
なれるならばなった方がいいですよね。

でも その答えがわかっているならば 誰もがお金持ちになっているはずですよね。

お金持ちになる人には 共通していることがあると言われています。

①信用される人柄。素直、努力、勉強する。約束を守る。
②意思決定や判断が早い。結論をすぐ出す。すぐに行動する。
③シンプルに考える。シンプルに暮らす。集中する環境を作る。

これらは 年齢に関係なく 必要なことだと私は思います。


その上で 子どもに聞かれたのならば
「人と違うことをして 飛びぬける」ことを勧めます。

みんなと同じようなことをしていれば みんなと同じようになります。
人は 他と同じようなことをすることで安心します。
でも 人よりお金持ちになりたいならば みんながやっていないことをすれば 競争相手は少なくなり 可能性が高くなります。

大人の社会では 「レッドオーシャン」とか「ブルーオーシャン」とか言われています。
「ブルーオーシャン」と「レッドオーシャン」は どこかの海ではありません。
「ブルーオーシャン」とは、競争相手のいない「のどかで穏やかな青い海」
「レッドオーシャン」とは、競合がひしめき合う「血を洗うような真っ赤な海」
という意味で ビジネス界では 重要な考え方の一つです。 

子どもの頃から 「ブルーオーシャン」を考えることは大切です。
親も 子どもを みんながやっているお稽古事や塾などの「レッドオーシャン」で競争させるようなことにならない様に気を付けたいですね。

人のやっていないことを探すことは大変です。
人のやっていないことをやらせるには勇気も必要です。
また 子どもは 特に友達と一緒が一番嬉しいものです。

そのような状況であっても 親が信念をもって一つの軸があれば
「お金持ちになる」可能性は 生まれるのかもしれませんね。

子どもがいる幸せを いっぱい感じて欲しい!



非常事態宣言が解除されても コロナ禍が長く続いたので 世の中がいろいろ変わりました。良くなったこともありますが、とても残念なことの一つは 少子化が一段と進んだことです。

その上、悲しいことに 子どものいる女性ほど幸福度を感じていないという 2021年のデータがでました。⇒ 少子化が加速するシンプルな理由


ですから【子どもが増えるような環境】と【子育ての重要性】をもっと考える必要があります。

まずは、子どもが増えるためには 子どもが欲しいと思ってもらうことが大事なのです。つまりは 不安なく楽しく子どもを育てられると思える環境を整えることなのです。

子どもが欲しくない、または迷っている人たちの理由は様々ですが
多い順にあげると こんな理由だそうです。

①今の生活では 経済的に余裕がない。
②肉体的にも精神的にも 家事・育児・仕事 との両立が難しい
③行政や企業からの社会的支援が期待できない。
④育児の負担が増えるのが大変
⑤これからの世の中に不安を感じ 子どもが幸せに暮らせるか不安
⑥自分の時間が無くなる
⑦夫婦のための余裕資金がなくなる
⑧健康な子供が生まれるか不安
⑨今の仕事が続けられなくなる
⑩仕事が忙しい

            (男女実態労働調査から)
などだそうです。


そんな結果から見えてきた 【子どもが増えるための環境づくり】で 今できることを考えてみました。

①夫婦はもちろん 他人の力も借りて ひとりで子育てするワンオペの家事・育児にならない環境を整えること。(例えば ワンオペにならない空間づくりを考えて 誰でも手伝える収納や動線を考える。)

②子育てに掛かる「経済的負担」を少しでも軽減するために、女性の就労継続・再就職・副業が可能になるように働き方の多様性をより広める。
(例えば ネット活用による就業や起業に挑戦してみる。)


③育児休業やさまざまな両立支援について企業が制度を進め、利用できる企業風土を作る
(例えば 日本の会社だけでもいろいろな企業風土があり、実践している成功事例を知ることから 自分たちの可能性に探り挑戦する。)




また 【子育ての重要性】は 少子化問題から起因する減少する子どもたちを いかに 伸び伸びと未来に向かって育てていけるかを考えることです。

子ども時代は人生の土台づくり、住まいの基礎部分と同じだからです。
基礎がしっかりしていないと どんな建物も不安定になります。

人生の土台は 家庭教育で作られることがほとんどです。
ですから 丈夫なたくましい基礎を作るには 日常の暮らし方がとても大切になります!



そして 【子育ての重要性】で 今できることを考えてみました。

①いろいろな体験をさせるための きっかけをつくる
(例えば キッザニアみたいなきっかけづくりでもよいでしょう!
いろいろな人に会っていろいろな話をする機会を作る。)

②思考体力をつける
(例えば 意思決定力が自分でできるように 少し考える収納にする等の家庭内の環境を整える )

③子どもには完成品は与えない。
例えば ジグゾーパズルような完成して終わるものではなく レゴのような可能性の広がるものに挑戦させる。

④失敗をいっぱいさせる
親がなんでも準備するのではなく自分で調べたり 知りたいと思ったら
自分でやらせて失敗も含めて いろいろ経験させる。


そのためには 親に心のゆとりが大切ですね。
親に必要なのは子どもへの伴走力です。
笑顔で 伴走しながら 子どものいる幸せをもう一度ゆったり かみしめて欲しいと思っています。 

なぜ、働く親と子どもの住まいを考える必要があるのか?

住まいづくりから働くママを応援しています。
仕事・子育て・家事、そして 自分時間、
どれも大切にして、おうち時間を過ごして欲しいです。

私が 子育ての環境や習慣の重要性について なぜ言っているのか?

それは 働くママたちは 忙しくて時間がないと思っているけれども、我が子には自己肯定感を持って 幸せに育って欲しいと思っているからです。そして親は 限られた時間内でも 今の自分ができることは何かと常に考えているからです。私自身がそうだったから思うのかもしれませんが…。


子どもを伸び伸びと育て 自分のことが好きと 子ども自身に思わせるためには 子どもに自信を持ってもらえるよう心掛けながら親が行動することが一番大切です。
子ども時代に 褒められる、認めてもらえる、ことをたくさん経験させることです。
『子どもは 褒めて育てろ』とよく言われますが、叱る時はしっかり叱ることも大切です。
しかし 親からの愛情を充分感じている子どもは 叱られても 褒められた時のことを覚えていて 叱られたことは 理由さえわかれば その瞬間で忘れるものです。
だから 叱る時や注意するときは 親も自信をもって 感情を表して良いと思います。
あくまでも 普段から愛情表現をしっかり表して 子どもに伝わっていることが前提ですがね。

しかし、 いつも忙しくしているママには そんな余裕はありません。
特に 働いているママは 自分のことだけだって やることでいっぱいです。
子どものことは 目の前のやっておくことで 一日はあっという間に終わってしまいます。

だから環境を整えて、手をかけずに習慣化させることが大事になるのです。
子どもに 自分のことは自分でやれる、という自信をつけさせながら 親が褒めながら育てる日々の環境を作っておくことが大事になるのです。

だから 私は 毎日の環境と習慣の大切さを具体的に伝えておきたいと思っています。
例えば 
子どもにも使いやすく分かりやすい物の定位置を決めておく。
毎日見るもの、触れるものこそ 色や形等のデザイン性を考えておく。
本や楽器など 興味を持ったものを追求しやすい環境を整えておく。
など ちょっと心掛けることで 子どもに自然と自信が身につくのです。

育った環境と習慣は 子どもは忘れません。一生の土台になるのです。



物をたくさん持つ事にメリットはない!

住まいの設計をしていると 
必ず出てくるお客様自身の問題の一つとして 『物への執着』があります。
それは 新たな暮らしに必要な物は何かという事を考える時に表れます。
これからの未来の暮らしに持っていくものを 今までお持ちの物から選別して 過去の物にさよならをしてもらう必要が出てきます。
今までの生活をそのままを持っていくのではなく、これからはこんな暮らしがしたいと思って 必要な物だけを書き出してもらうと ご自身でも気づくのです。
自分が どんな物に囲まれて 暮らしていきたいかを考える良い機会になります。

ほとんどの家庭の場合、家が出来上がって引越しした時が 一番荷物が少なくなる時になります。
(引越し前に選別が出来なくて、とりあえず全部そのまま持ってくる家庭も たまにありますが…)
そして そこから物が増えないようにするためには 新たな物を買うならば何かを捨てる、という習慣を身に付けて欲しいものです。

かつての私の設計は 収納をたくさん作っていました。 
物を出さないでスッキリ暮らせることを大切にするために しまって置くところがいろいろ工夫された住まいを考えることを得意としていました。
そのことで評判が良くて噂が広がり 収納アイディアを求めて 設計依頼がどんどん増えた時がありました。しかし 今では あの頃思い付いた数々の収納アイディアに対して 後悔しているものも多々あります。
それは、設計した何軒かのお宅に 5年や10年経ってから伺った時に 共通した問題があることに気が付いたからです。

たっぷり作った収納が 日常でほとんど使われていないもので いっぱいになっていました。
使われていない物が何だったかさえ分からなくなった状況で 無駄な空間になっていたのです。特に残念な場合では 引越しした時のまま、一度も荷物を出さない場所になっていたお宅さえもありました。
収納が大きくて多い家は 暮らす事に必要のない物まで置ける場所となっていたのです。
それは 本当に良いことではありません。使わない物が捨てられない家になっているだけだからです。思い出だとか記念だとかいう言い訳と共に 不必要になったものが置ける場所と化していた収納のお宅を見て 改めて考えさせられました。

限られた収納しかない住まいの場合は 本当に必要な物だけを置くことを考えます。
一つ一つのスペースが有効に活用されていくのです。

設計上で収納を多くすると 費用が掛かる場合がほとんどです。
その制作費用や一坪あたりの家の価格的な価値を計算して考えて欲しいです。

例えば そこに掛かった費用が建物全体の価値も考えて 1坪200万円だとしたら
それだけの価値と利用する意味がある物のための収納になっているかを考えて欲しいのです。もしも不必要になったものの置き場になるならば 収納を作る意味はありません。



何を残して何を捨てるかは、人生設計そのもの

精神論的になりますが…
年齢に関係なく、人生はいつ終わるかは分かりません。
やりたい事はいろいろあっても やっておかなければいけない事もあります。
何年も使わない物や いつか使うかもと思っているだけの物を 収納にしまうことはやめましょう!

自分に もしもの事があった時、自分の後片付けや 自分しか分からない事で、
家族や身近な人の時間をたくさん使わせる事にならないようにしましょう!
そう思うと 出来るだけ 必要以上の物を持つことをやめようと思いませんか?
自分で処分できるうちに処分するものはしておきたいですね。

限られた人生を 心豊かに生きるために 年齢に関係なく エンディングノートではなく  物・心・情報を書き留めておくための『自分ノート』や『エターナルノート』を書いておくこともお勧めです。自分自身のためであり、もしもの時のためにもなるからです。
そして これからの自分に 本当に必要なものは何かが 見えてくるからです。そうすると 必要以上に物を持たなくても良いことに気づくのではないでしょうか!

自粛生活の今だから出来る事! 家の中を整えてみよう。そして 考えてみよう!

去年からのコロナ感染蔓延防止による緊急事態宣言は 思っていた以上に長引き
自粛生活を余儀なくさせられているこの頃。
そんな今だからこそ、家の中を掃除したり、断捨離したり、という方も多いはず!
ついつい後回しにしていた整理整頓をすることは
家にいながらアクティブに過ごすためにも、精神的にも とても大事な事です。

現在 弊社が設計しているどの物件の住まいも
今までの住まいに対する考え方とは明らかに変わってきたと感じています。

働き盛りの世代の住まいでは テレワークでも仕事がやりやすいように、というような 自宅に仕事を持ち込む考え方は当たり前になってきています。

つまりは これからの住まいの使い方は ますます変わります。
生活するだけではなく
生産性が生まれる仕事場にもなり
身体を鍛えるジム的な空間にもなり
食料をたっぷり蓄えられる備蓄も考えたバルにもなり
心が休まる遊び心がある空間などが 求められています。

あまり深く考えずに自分の感覚を大切にしながら
これから使うもの、もういらないものを仕分けしながら
家の中を整えてみる良いチャンスだと思います。

でもその判断は 自分のこれからの暮らし方を自分で考えていくことにもなります。
家族がいれば 自分だけではなく みんなの環境を変えることになります。

たかが整理整頓、と思わず これからの家族のことや自分のことをしっかり考えた住まいにしましょう! この旅行もできない自粛期間、いつもの掃除時より使い方を考えて じっくり整理してみましょう!

そして 一つひとつの物を動かしたり触れたりして
拭き掃除をすると いろいろな発見があるはずです。

例えば、普段は中々掃除できない家電製品を拭いてみましょう!
配置を改めて考えてみましょう!

例えば 食器棚の中、
よく使うものは すぐ出せる様に手前に置く、
重い食器は 下段に置く、
ほとんど使わない食器は 処分するか自分の納得のいく方法でその食器棚とは違う所に移動させましょう!

子どもがもっと片付けやすく、誰でも分かりやすく片付けやすくする事は
自分のためになります。

自分はいつも片付けばかりしていて嫌だなと思う人であるならば
自分しか分からない自分だけが満足できる方法でやっている場合も多いものです。
自分がやらなくても済む収納にすることを心掛けましょう。
自宅の収納を見直してみましょう!
ステイホームの今だから できる事をやっておきましょう!

しかし その前に

自分が本当に望む暮らしを考え
先々まで考えた自分の暮らし方に
ちょっとタイトルを付けてみてはどうでしょうか?

気楽にタイトルやテーマを付けると
自然と そういう暮らしになっていくものです!

ただ家の中を片づけるのではなく
自分のテーマに会うように 住まいを整えると きっと楽しくなります。

働く親と子どもの住まいを考える、 必要条件⑤他人が来る家にする

住まいづくりから働くママを応援しています。
仕事・子育て・家事、そして 自分時間、
どれも大切にして、おうち時間を過ごして欲しいです。

働く親と子どもの住まいを考える、5つの必要条件の5つ目、


⑤自分たち家族だけで子育てをしない。他人が来ることを考えておく。

2020年東京オリンピックのコンセプトにもあった
【ひとり一人が互いを認め合う『多様性と調和』】は
これからの時代にますます必要とされることです。

家族はもちろん、いろいろ人とつながることは
日本だけではなく、世界を視野に入れると 特に大切で必要なことです。

これからの子どもたちに 自宅で暮らしながら多様性の感覚を身に付けてもらうためには 家族以外の全く異なる世代や国籍とふれあうチャンスを作ることです。
家族と異なる意見や考え方、習慣等に触れることに慣れ、 お互いを認め合える広い心の寛容性、ジェネレーションギャップを知ることが大切です。
大人の発言や意見を 自分の親の考え方しか知らないような子どもにしないことです。
いろいろな考えやいろいろな大人がいることを体験として知っていて欲しいのです。
子どもはいろいろな人に接して いろいろな考えや教えをもらうことが必要です。
そこから また自分の考えや思いを再確認できることが大切です。

子どもは社会の宝です。子どもは社会で育てるものです。
だからこそ 『家開き』をして あなたの子どもにも 多様性という広い世界を知るチャンスを与えてあげてください。